初回はK(韓国)グループ48人とG(グローバル)グループ48人が、所属事務所ごとや国・地域ごとのチームまたは個人単位で入場し、それぞれが専門家「マスター」たちに実力を判断してもらうためにパフォーマンスを披露した(前半)。
久しぶりに面白いオーディション番組に出会えたと思うし、ここからとても魅力的なグローバル・グループが誕生する予感がする。
出演者はビジュアルもいいし、デビュー経験者や韓国芸能事務所で鍛えられた練習生が多くて実力が高い。セット等も豪華だし、MCはいないが専門家「マスター」たちが盛り上げ上手で面白い。ダンス・マスターのLIP Jに至っては、突然ステージに上がって人気練習生・ハンビンとワッキング掛け合いを披露した。
番組名は2021年の「Girls Planet 999: 少女祭典」の男性版という体裁だが、内容的には、その前身だった「PRODUCE」(プデュ)シリーズに近いようだ。だから面白い。
1つ確実なのは、これだけビジュアルと実力を備えた練習生だらけだから、番組スタッフに気に入られて、放送で映る十分な尺がもらえた練習生だけが、視聴者に魅力を届けることができ、勝ち残って行けるということだ。いくらイケメンで実力があっても、放送で映らなければ埋もれたままで、デビューできる9人として勝ち残れない。
この点、17人いる日本人練習生者には、早くもかなり厳しい状況になりつつある。第1話ではたっぷり映る尺がもらえたのはタクト(豊永拓斗)とハルト(前田晴翔)くらいだった。
番組終盤の第1回目のリアルタイム順位発表では、最高が9位のアントニー(飯沼アントニー)で、次が11位のヒロト(井汲大翔)、それから14位がケイタ(寺園佳汰)、20位がタクト(豊永拓斗)だった。今後、新たに脚光を浴びる練習生が続出するから、最初に順位が上位でも、全く安泰ではない。日本人練習生を推している人は、是非投票してほしい。
途中の脱落者と最終デビューメンバーは、グローバル視聴者(「スタークリエイター」)による投票のみに基づいて決定される。韓国国内視聴者票と韓国外視聴者票が1対1の比重で扱われる。韓国の視聴者のほとんどは韓国人に投票すると予想される。日本人でデビュー組に残れるのは、1~3人にとどまりそうな気がする。
今回は、スマートフォンのMnet Plusアプリ(無料)で登録した人のみが投票できる。筆者もアプリをダウンロードして「BOYS PLANET」に入って投票してみた。なかなか投票サイトに繋がらなくて焦ったが、何度もトライして何とか投票できた(詳細な第1話レポートは2023年2月3日付「『BOYS PLANET』#1―面白い!魅力的グループ誕生の予感、日本人は苦戦しそうなので是非投票を!」を参照)。

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