6月7日のNHK-FMの「MISIA星空のラジオ」で、ゲスト出演した堂本剛がMISIAとライブでセッションを披露し、実力派シンガー同士の上手すぎるデュエットで熱唱した。セッションは2曲で、堂本剛が6月8日(本日)発売のアルバム「Grateful Rebirth」の中のバラード曲「I’ve found my voice」と、ソロデビュー曲の「街」だった(番組レポートはTommie’s notesなどを参照)。
とにかく圧巻の、凄すぎる、奇跡のデュエットだった。ジャニーズはどうせ口パクと決めつける者たちは、14日の午前10時からの再放送の後半の生演奏セッション部分を聴いてみるといい。また、堂本剛のライブには、水曜日のカンパネラのコムアイだけでなく、MISIAも観に行っている。コムアイもMISIAも剛ライブではずっと踊っていたと語っている。
こんな奇跡のセッションのデュエットをNHK-FMのリスナーだけの間で埋もれさせるにはもったいないから、NHKは次回の2人のセッション(14日23:00-24:00)をテレビでも放映してはどうか?
番組のトークでは、堂本剛はジャニーズ事務所内でのシンガーソングライター活動の苦労も話していた。やめそうになってやっぱり踏ん張る、の繰り返しだったようで、やめる方が簡単だったとまで言った。剛はこれまで自身のbayfm78のラジオ番組「堂本剛とFashion & Music Book」(土曜日22:00-22:30)で、苦労話を何度かしている。「付き合いが悪い」とか「いじめみたいなものもあった」と告白しており、まさか先輩タレントが剛をいじめたのか、ならばそれは一体誰だったのか、と気になっていた。辛さを乗り越えるために本来の自分とは違う自分を演じていた剛が、昔の純粋無垢な少年だった自分への想いを歌ったのがソロデビュー曲の「街」だそうで、今でも剛はこの曲に相当の思い入れがあるようだ。
なお、ファンは堂本剛のかつてのテレビドラマ出演への思い入れがあるが、堂本剛は俳優業は「やらなしゃあない」という位置づけで、あくまでも自分は音楽をやるのが合っていると認識しているという。
最後に、MISIAとのデュエットは素晴らしかったが、剛はKinKi Kidsでも歌の活動を続けてほしい。ファンクラブ会員だけでも今なお数十万人はいるとみられているKinKi Kidsのファンは、光一と剛の熟成イケメンの仲良しデュエットを楽しみにしているのだから。

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