堂本剛がSMAPと堂本光一への深い感謝を語る。「堂本剛のやからね」は関西ローカルではもったいない、全国放送すべき: ランダムビュー

堂本剛がSMAPと堂本光一への深い感謝を語る。「堂本剛のやからね」は関西ローカルではもったいない、全国放送すべき

2016年07月24日

　7月23日放送の毎日放送「堂本剛のやからね第9弾」で、堂本剛はSMAPとKinKi Kidsの相方の堂本光一への感謝を語った。収録日は7月7日で、SMAP中居正広とKinKi Kidsの3ショットが話題になった7月16日のTBS系「音楽の日」の生放送よりも前だった。

　関西ローカルの番組だが、今回は東京ロケだった。本来観れない筆者は何とか手を尽くして内容を観られる僥倖に恵まれた。剛がファンからの質問に答えるコーナーもあり、こんなお宝番組を関西ローカルだけにしておくのはもったいなさすぎる。しかも肝心のSMAPと堂本光一は、関西ローカル番組での剛の感謝の言葉を観ることができない。TBSは深夜でもBSでもいいから、この番組を放送して欲しいところだ。

　堂本剛は黒のインナーとパンツに白いベレー帽と白い薄手のジャケット、アクセサリーの黒のサングラスという姿で、千鳥のノブと桂三度と一緒に登場した。

　お洒落な街の代官山の大阪の味のたこ焼き店「代官山天風」で、上京当時に苦労したことを問われ、剛はまず、言葉遣いを挙げた。「関西弁自体が蔓延してなかった。赤井英和さん、鈴木紗理奈さん、この2人ぐらいが芸人以外で関西弁を喋っていた。だから、『知らんがな、ボケ』はタブー」「人様に対してどういう風な言葉で対応すべきかを勉強していた」

　さらに剛は、KinKi Kidsが初めてづくしで、いろんなことに挑戦させられたことも明かした。「大阪からジャニーズが出るっていうのは新しい話だった。2人組っていうのも新しい話だった」「お互いに1人のことやれって言われたのも初めて」「ジャニーさんが初めてのことを何でもかんでもKinKiに挑戦させているっていう感じの2人なんで」「1人のことをやれって言ってもらったんで『本気でやらな』ってことで、2人同様、（ソロも）本気でやるんです」「2人のことも本気でやる」「新しいことをなんでもジャニーさんがやらしてくれたんで、今の僕がある」

　剛はファンからの質問に答えるコーナーで、上京当時にお世話になった先輩について聞かれ、まず佐野瑞樹を挙げた。「寮生活してたので、そこにいた最年長のジュニアの佐野瑞樹くん」「佐野君は本当にお世話になった。寮でどういう風に生活して、といろんなことを含めて、話し相手にもなってもらいましたし」「佐野くんと一緒にSMAP兄さんのバックにつかせてもらったりとか」

　さらに剛は、SMAP兄さんへの深い感謝を述べた。「佐野くんから始まって、メチャメチャお世話になってる先輩が、SMAP兄さんですね」ここで千鳥のノブが「SNAP」と言い間違えると、剛は一瞬黙って、「僕はギリ許しますけど、光一が黙ってない」とたしなめてから、さらにSMAPへの惜しみない感謝を述べた。「踊りから何から何まで、お兄ちゃんの背中を見てたら成長していけたみたいな」「僕らはSMAP兄さんのライブのワンコーナーを頂いて歌わせて頂いたので、SMAP兄さんのファンの方々の前でパフォーマンスさせて頂いたりも多かった」「未だにSMAP兄さんのファンの皆さんにもめちゃくちゃ感謝して生きてます」「人生の中ですごく辛い時、泣きたくて仕方がないくらい辛い時は思い出しますね」

　次に、桂三度から相方の堂本光一との関係を問われ、剛はまず「皆さんにあまり知られてないと思うんですけど、苗字一緒なんですよ」とボケた。それから真面目に話し始めた。

「（光一とは）基本喧嘩してない。一回もなかった。全然ないです。だって、喧嘩したら2人ってね、終わりなんですよ。僕らもアホじゃないんでね、ここで揉めてもしゃあないことっていっぱいあるんでね。そこはもうグッとこらえてどっちかが大人になって、どっちかが諦めれば済む話やから」若い頃イラッと来ることはなかったかと聞かれ、「なかったですね」と即答。「考え方違うから、（イラッとすることも）あるけど、いい意味でお互いに全然興味ないから。すごい客観視してるし。かと言って、アイツがどうなってもいいと思っているわけではなくて。そういう関係で僕らずっと来てるんでね。基本揉めないね」

　カメラに向かって相方にひと言お願いします、とリクエストされ、剛は真面目に光一に向かって語り始めた。「光一、本当にいつもこんな僕の隣にいてくれてありがとう。本当にものすごく言葉にはならないほどの感謝を込めて、僕は毎日神に誓って生きているけど」　これは、剛の病を光一がカバーしてきた2人の歴史を知っているファンなら、思わず涙してしまう感動的なシーンだった。

　さらに剛は、「これだけは言わせてほしい。ノブくんの『何々が凄い』っていうヤツ、最近何かメチャ流行ってるらしいけど、光一の中で。何かちょっとだけ使い方間違ってる」とふざけた。

　白金陶芸作家の教室では、剛は以前ラジオで将来壺を焼きたいと語っていただけあって、剛は興味津々の様子だった。陶芸体験で”驚きの才能”を見せた。「人間は最終的に、結果死んでいくから、最終的にたどり着くのは根殻やと思う」と語り、剛は土を変わった形にこねて、自分の作品名をホワイトボードにマジックで手書きの少し丸っぽい文字で「ごろ―丸ポージング重器」と書いた。

「日常のこだわり、ルーティーン」を聞かれ、剛は自宅に「マイ神棚」があることを明かした。「シンプルなやつ」だと言う。札は「全部奈良」で、オール電化ならぬ「オール奈良」だそうだ。自分が七五三をここでやったとか、おばあちゃんが昔この神社、お寺に行ったというところのものだそうだ。

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*KinKi Kidsの2019年12月4日発売の41st「光の気配」の表題曲は、聴く人の心の琴線に触れる唯一無二のバラードで、作詞は声優・歌手の坂本真綾が担当。4リズムだけのシンプルなオケと歌のみで構成されている。シングル「光の気配」はDVD付き初回盤A、DVD付き初回盤B、CDのみの通常盤の3形態で販売。初回盤Aの付属DVDには「光の気配」の海辺で撮影したHIKARIバージョンのミュージックビデオ（MV）とメイキング映像を収録。初回盤Bのカップリング曲には「チラナイハナ」を収録し、付属DVDには今まで歩んできた道/これからの未来に歩んでいく道をコンセプトに壮大なセットとCGを組み合わせた幻想的な「光の気配」KEHAIバージョンのMVとメイキング映像を収録。通常盤のカップリング曲には「杪夏（びょうか）」「Tuning」を収録。店舗により、先着特典として各形態ごとに異なるA4クリアファイルが付く。