KinKi Kidsが次のシングル「道は手ずから夢の花」を11月2日に発売で、やる気満々。「考えもつかないような曲を2人で歌う」: ランダムビュー

KinKi Kidsが次のシングル「道は手ずから夢の花」を11月2日に発売で、やる気満々。「考えもつかないような曲を2人で歌う」

2016年09月23日

ジャニーズ KinKi Kids 道は手ずから夢の花安藤裕子 KinKi Kids N album 堂本光一堂本剛

　KinKi Kidsが9月21日に発売した「N album」は発売日前日から3日連続でオリコンのデイリーランキング1位を獲得して累計10万枚超で、順調な売上になっているなと思っていたところ、9月23日には早々と37枚目のシングル「道は手ずから夢の中」を11月2日に発売するとの発表があって驚いた。7月20日にシングル「薔薇と太陽」をリリースして3カ月半でもう次を出すことになる。昨年までの4年間には、シングルは年1回しかリリースをしていなかったから、20周年イヤーに入った途端に、いきなりペースが大幅に上がった。

　堂本光一と堂本剛がそれぞれのソロ音楽活動に没頭している時は、KinKi Kidsが続くのかどうか危ぶむ外野の声もあったようだが、実際には2人はやる気満々だ。「週刊朝日」9月30日号のインタビューで、堂本剛はKinKi Kidsとソロの音楽の違いについて「自分では考えもつかないような曲を二人で歌う、自分が作った曲を一人で歌う。違いはこれだけで、スタッフもほぼ一緒。僕が見ている景色は、案外変わりません」と述べている。

　新のシングルのタイトル曲の「道は手ずから夢の花」は、KinKi Kdsの公式サイトのMUSICセクションの解説によると、シンガーソングライターの安藤裕子書き下ろしのミディアムバラードだという。この曲はKinKi Kidsと安藤裕子と同世代の30代から放つ自分の人生をしっかりと楽しもうという、人生の道筋を夢の花に見立てたメッセージソング、とのこと。曲調については、エスニックと和のテイストが見事に調和したKinKi Kidsならではの楽曲に仕上がっているとのこと。安藤裕子の近作は公式サイトからYou TubeのMV公開されているものもある。筆者はこのアーティストの曲を多くは知らないが、少数の曲を聴いたところでは、穏やかなポップス調と思っていたら時折面白い音の動きが出てくる。

KinKi Kidsの歌う曲はそうそうたるアーティストから提供されたものが多く、いろんなタイプの曲がある。シングル前作はロックの吉井和哉提供の歌謡曲テイストの「薔薇と太陽」で、今回はまた違うタイプのシングル曲リリースとなる。あらゆるタイプの曲を歌いこなす気でいて、実際そうしてきているKinKi Kidsが、今度は「道は手ずから夢の花」でどういうKinKi Kidsワールドを創りあげてくれるのか、楽しみに待ちたい。

　初回盤Aの付属DVDにはタイトル曲「道は手ずから夢の花」のMusic Clip & Making映像が収録される。初回盤Bは「マフラー」というカップリング曲が入り、付属DVDにはKinKi Kidsが花の格好に扮して雨、風に挑んだ感動リアクション芸（仮題「花と花」）が収録される。シングル前作の「薔薇と太陽」の初回盤Bには、「牛とマタドール」というコミカルな寸劇が収録されていて、牛の着ぐるみを着た堂本剛とキンキラ衣装の闘牛士の堂本光一のとぼけた会話が面白かった。次のシングルでも楽しい寸劇を楽しみに待ちたい。通常盤にはタイトル曲の他に「Pure Soul」（堂島孝平が作詞と編曲を担当）と「パズル」の2曲が収録される。