Sexy Zoneのベストアルバム初週売上が自己最高、人気急上昇の兆し。あこぎな特典なしで快挙達成。大新聞がSexy Zone5周年アルバム号外配布!: ランダムビュー

Sexy Zoneのベストアルバム初週売上が自己最高、人気急上昇の兆し。あこぎな特典なしで快挙達成。大新聞がSexy Zone5周年アルバム号外配布!

2016年11月16日

ジャニーズ Sexy Zone Sexy Zone ベストアルバム Sexy Zone ブレイク Sexy Zone 5th Anniversary Best　売上

　Sexy Zoneがデビュー5周年の11月16日に発売したベストアルバム「Sexy Zone 5th Anniversary Best」のフラゲ日の15日に推定約8.0万枚（79,815枚）を売り上げ、オリコンのデイリーチャートで1位発進となった。Sexy Zoneのこれまでのアルバムの初日売上の最高は前作の2016年2月24日発売の「Welcome to Sexy Zone」の約7.2万枚だったため、今作が初日売上としては過去最高となった。さらに、初週売上は15.1万枚で、これまで最高だった2014年2月発売の「Sexy Second」の初週12.2万枚を抜いて、自己最高となった。

表 Sexy Zoneアルバム売上（オリコン）
発売日　　　タイトル　　初日　　初週
2012/11/14 one Sexy Zone 　 3.9万枚　　8.6万枚
2014/2/19 　Sexy Second　 6.6万枚　　12.2万枚
2015/3/11 　Sexy Power3 　 7.0万枚　 10.1万枚
2016/2/24 Welcome to Sexy Zone 7.2万枚 11.1万枚
2016/11/16 Sexy Zone 5th Anniversary Best 8.0万枚　15.1万枚

　表を見てわかるように、これまでSexy Zoneが出したアルバムの初週の売上は直近2作では初日売上の1.4～1.5倍程度だが、2014年2月の「Sexy Second」の時は1.8倍程度となっている。これは、「Sexy Second」の時にはアルバムが4種売りで（今回は3種売り）、しかも発売1週間前になって「2種類を購入した人の中から抽選でSexy Zoneコンサートバックステージ＆プレゼントお渡し会にご招待」というなりふり構わない緊急販売促進企画を発表したからだ。当時はゆずのアルバム発売と重なって、Sexy Zoneが初週で1位がとれるかどうか不安があったため、露骨な特典商法に出たとみられている。

　今回も購入者対象の特典は用意されているが、もちろん1種類購入するだけで抽選に応募できる。その特典は、抽選で「Sexy Zoneデビュー5周年ベストアルバム発売記念イベント」に1万名様をご招待、という内容だ。Sexy Zoneのメンバーたちに直接会えるとなれば、かなり美味しいニンジンぶら下げだ（嵐の直近のアルバムの販促策のような単なる待ち受け画面配信とは大きな違いだ）。この2年9カ月の間にSexy Zoneのファンの数が増えて、2種類買わせるようなあこぎな販促策をとらなくても、過去最高の初日・初週の売上が達成できたということだ。若くしてデビューできたジャニーズのエリートでもある王道アイドル5人組のSexy Zoneが、ここにきてブレイクの兆しを見せていると言えよう。

　ちなみに、本ブログのSexy Zoneの直前の記事（「Sexy Zone中島健人と及川光博がついに王子対決。年上ファンも多いSexy Zoneのファン500人が選ぶお勧め曲」）にも書いたが、筆者が11月16日の発売日当日の正午頃に某有名CDショップの店舗と別の有名CDショップの売り場に実際に行ってみたところ、1店目は「Sexy Zone 5th Anniversary Best」は初回限定盤A、B、通常盤とも売り切れで、2店目は価格の安い通常盤のみ売り切れだった。ジャニーズの先輩グループの場合はDVD付の高価な初回限定盤から売り切れる例が多いが、Sexy Zoneの場合は若い学生のファンが多いとみられるから、求めやすい価格の通常盤の売れ行きが特に好調なのだろう。

　なお、Sexy Zoneデビュー5周年の11月16日に、なんと大新聞が東京、川崎（神奈川県）と大阪でSexy Zoneのデビュー5周年ベストアルバムの号外を発行して配っていたそうだ（池袋で配られた朝日新聞の号外）。ツイッター情報によると、表面には集合写真とアルバム告知があり、裏面にはメンバーの1人または全員の大きな写真が載っていたそうだ。東京は池袋で菊池風磨、原宿でマリウス葉、渋谷で佐藤勝利、新宿で松島聡、川崎では中島健人、大阪の梅田と難波では全員の写真が載っているバージョンが配られていたらしい。もちろん、運よく号外を配っている場に居合わせたファンはほとんどいないだろうから、Sexy Zoneを知らないオジサンたちが無駄に受け取るというもったいないない事態が多発した可能性がある。普通、新聞の号外は新聞社が独自に刷って配るが、今回はレコード会社がお金を払ったのだろうか、と野暮なことを考えてしまった。

*Sexy Zoneのデビュー5周年記念ベストアルバム「Sexy Zone 5th Anniversary Best」2016/11/16