「音楽の日 2017」まとめ：中居の事務所残留で出演ジャニ大幅増、JUMPと画期的共演、“七光り”キスマイ厚遇、NEWS大盛況、TOKIO長瀬が偉い: ランダムビュー

「音楽の日 2017」まとめ：中居の事務所残留で出演ジャニ大幅増、JUMPと画期的共演、“七光り”キスマイ厚遇、NEWS大盛況、TOKIO長瀬が偉い

2017年07月16日

ジャニーズ音楽の日　2017 中居正広舞祭組 Sexy Zone Hey! Say! JUMP V6 TOKIO 長瀬智也藤井フミヤ　中居正広 NEWS Kis-My-Ft2 SMAP

TBS系で7月15日に中居正広と安住紳一郎アナのMCで生放送された「音楽の日 2017」第１部に、ジャニーズからは堂本剛の難聴問題でドタキャンしたKinKi Kidsを除く計7組（第2部の深夜時間帯に出演のA.B.C.-ZとジャニーズWESTも含めれば9組）が出演した。去年はこの第1部には旧飯島班のSexy ZoneとKis-My-Ft2、TBSへの貢献度の高いNEWS、中居と縁の深いKinKi Kidsの4グループしか出演しなかった。中居がジャニーズ事務所残留を決めたから、見返りに事務所幹部が中居MCのTBSのこの音楽特番に気前よくジャニーズの出演グループを大幅に増やしたのだろう。ただし、看板グループの嵐と2番手の関ジャニ∞は出演しなかった。

中居と舞祭組の充実ステージ

ジャニーズのトップバッターは、MCで発言力を持つ中居の“七光り”で追加出演が決まったとみられる舞祭組で、午後3時過ぎに元気いっぱいに登場し、中居が作詞・作曲したデビュー曲の「棚からぼたもち」を披露した。ステージ・パフォーマンスの前後に中居との充実トークがあり、歌の最中には4人で中居を襲撃しに駆け寄ったりした（詳細は2017年7月15日付「キスマイが中居正広MCの「音楽の日」で厚遇される/ 藤井フミヤの解散したチェッカーズのファンへの想いをSMAP解散を経験した中居が神妙に聞く」参照）。

Sexy Zone中島健人のトークが封印されるも華のある貴公子グループの存在感

次に、午後5時台前半にSexy Zoneが黒基調で赤の入った衣装で登場した。パッと見、華と品のあるイケメン貴公子風グループだった。熊本地震の被災者の4歳の男の子が「Sexy Zone」を歌って踊る動画が現地で話題になっていたと紹介され、VTRで当の男の子の踊る映像が流れ、本人と母親が登場。どう考えても母親はSexy Zoneのファンだろう。さすがにこの母子の話の直後だけに、中島健人はいつものように女性ファン向けの軽口サービスをする時間をもらえなかった。Sexy Zoneはデビュー曲の「Sexy Zone」と2017年3月にリリースした「ROCK THA TOWN」を披露した。

Hey! Say! JUMPと中居との画期的共演トーク

続けて午後5時台後半にHey! Say! JUMPが登場した。ここ何年かはジャニーズ内派閥のため、Hey! Say! JUMPが中居がMCを務める番組に登場する機会はなかったから、画期的共演だ。中居が「デビュー10周年ですか。おめでとうございます」と祝福し、9人のメンバーがお礼を言うと、中居が「何人いるの？」と尋ね、有岡大貴が「9人です」と答えた。デビュー当時の年齢を問われ、山田涼介が「下は14歳、上は17歳」と答えた。当時17歳だったのはと聞かれて薮宏太と高木雄也が挙手し、中居が「（年少メンバーが）クソ生意気だったでしょう？」と尋ねると、薮が真面目そうに「思春期でしたから」と理解を示していた。Hey! Say! JUMPはデビュー曲の「Ultra Music Power」（2007年）、「明日へのYELL」（2014年）と、今年7月5日にリリースした「Precious Girl」を披露した。

グループ解散を経験した藤井フミヤの話に神妙そうだった中居

現役ジャニーズグループではないが、夕方に藤井フミヤが登場した際に、かつて藤井がメインボーカルだったチェッカーズが解散した後のソロデビュー時に、崩壊したチェッカーズ・ファンへの想いを披露曲「TRUE LOVE」に込めた、と明かした。これを聞かされた中居も、つい半年ちょっと前にSMAPの解散を経験したばかりで、かなり神妙な表情になっていた（2017年7月15日付「キスマイが中居正広MCの「音楽の日」で厚遇される/ 藤井フミヤの解散したチェッカーズのファンへの想いをSMAP解散を経験した中居が神妙に聞く」参照）。

V6は新曲「never」も披露

7時少し前にV6が赤と黒の衣装で登場した。トークなしで、1995年のデビュー当時のVTRが流れ、さらに8月30日放送のTBS系特番「V6の愛なんだ2017」が宣伝された。V6は「MUSIC FOR THE PEOPLE」（1995年）、「愛なんだ」（1997年）、「never」（2017年8月9日発売のアルバム「The ONES」収録曲）のメドレーを披露した（2017年7月15日付「V6メンバーと距離を置く森田剛はダンスの達人、愛情を注ぐのは植物/ 『音楽の日』でV6は新曲『never』も披露」参照）。

男前のTOKIO・長瀬智也の株が上がりっぱなし

午後7時過ぎにTOKIOが登場した。MCの中居とのトークはなかったが、メインボーカルの長瀬が最初に「TOKIOだ！」とファンに呼びかけて、ハイテンションで場を盛り上げ、そのままデビュー曲の「LOVE YOU ONLY」（1994年）を披露した。歌い始めの山口達也が細い黒縁の丸っぽい眼鏡を掛けていた。2曲目は長瀬がギターを弾きながらバンドに加わって、代表曲の１つの「宙船」（2006年）を披露。それから、長瀬が語り出し、TBS系ドラマ「わにとかげぎす」の主題歌のシングルを出すことになりました、と紹介してから、長瀬自身が作った情感豊かなロックの新曲「クモ」を披露した。

実は長瀬はこの日は「音楽の日」の生放送でTOKIOのステージ・パフォーマンスをした直後に、横浜スタジアムに駆け付けて、「KinKi Kids Party」公演で、突発性難聴で会場入りできなかった堂本剛（公演に生中継で映像出演）の代わりに、親友・堂本光一と一緒にステージで「全部だきしめて」「硝子の少年」を歌った（2017年7月16日付「『KinKi Kids Party』に堂本剛が生中継映像出演して語り歌う。KinKi Kidsの絆、ファンとの絆を確認。長瀬智也・生田斗真・ふぉ～ゆ～もライブ参加」参照）。6月28日の「テレ東音楽祭」でも、長瀬は剛のピンチヒッターを務めた。長瀬は主演ドラマ「ごめん、愛してる」の収録で多忙を極めているのに、KinKi Kidsとの友情のためにここまでやってくれた。何という素晴らしい男なんだろう。長瀬の株は上がりっぱなしだ。

NEWSはファンとの熱唱で大盛り上がり

午後7時半頃にNEWSが登場し、NEWSファンを公言しているレスリングの吉田沙保里選手とMC中居と小山がトークを展開した。2曲メドレーだったが、2曲目が3月発売の最新アルバム「NEVERLAND」で一番人気のGReeeeN提供曲「U R not alone」だとアナウンスされると、会場にいたファンから大歓声が上がった。1曲目「希望～Yell～」（2004年のメジャーデビュー曲）の冒頭でメンバー1人1人が1回転する際、中居も加わって1回転していた。2曲目は歌唱力抜群のテゴマス主導での熱唱にファンの大合唱が加わって、大盛り上がりだった（2017年7月15日付「NEWSが『音楽の日』で最新のファン人気曲『U R not alone』をハイテンションで熱唱」参照）。

ジャニーズの最後はKis-My-Ft2、改めて中居の力を実感

8時頃にジャニーズ勢での最後として、Kis-My-Ft2が登場した。9時から日本テレビ系「嵐にしやがれ」でKinKi Kidsの堂本光一がゲスト出演するから、ジャニーズ事務所が裏かぶりしないように、ジャニーズ勢の出演を8時台で終わらせるよう指示したのだろう。KinKi Kidsがドタキャンしなければ、ジャニーズ内のトリはKinKi Kidsだったかもしれない。披露曲は「Everybody Go」（2011年）、「WANNA BEEEE!!!」（2012年）、「PICK IT UP」（今年6月7日発売）だったが、事前に曲名を明かされず、イントロを聴いてファンが歓声を上げる、というパターンになった。ステージ前のキスマイのパフォーマンス準備風景のVTR、ステージ前後の中居とのトークと、破格の好待遇だった。MCの中居正広のキスマイへの愛情とTBSに対する発言力の大きさを改めて確認できた（2017年7月15日付「キスマイが中居正広MCの「音楽の日」で厚遇される/ 藤井フミヤの解散したチェッカーズのファンへの想いをSMAP解散を経験した中居が神妙に聞く」参照）。

ジャニーズ登場雑誌最新情報はこちら

* Hey! Say! JUMPの2020年12月16日（水）発売の8thオリジナルアルバム「Fab! -Music speaks.」のテーマは『音楽×童話』。楽曲提供アーティストはアヴちゃん（女王蜂）、Ayase、清水翔太、岡崎体育、まふまふ、橋口洋平（wacci）、辻村有記と豪華ラインナップだ。アルバム「Fab! -Music speaks.」はDVD付き初回限定盤1、DVD付き初回限定盤2、CDのみの通常盤の3形態で販売。初回限定盤1のDVDにはアルバムリード曲「Fab-ism」のミュージックビデオ（MV）およびメイキング映像を収録し、32P大型歌詞フォトブックレットを封入。初回限定盤2のDVDには「狼青年」のMV、メイキング映像およびプロモーション・ビデオ、「千夜一夜」のプロモーション・ビデオ、「ナイモノネ」のプロモーション・ビデオを収録し、40P歌詞フォトブックレットを封入。通常盤にはボーナストラックとして辻村有記書き下ろしの「闇の先へ僕らは歩き出す」を収録。通常盤に封入される用紙の引換番号を使用して、2020年12月20日（日）の購入者対象スペシャル生配信イベントPART-1（12:00～）またはPART-2（15:30～）のうち１つに参加できる（2つとも視聴するには異なる引換番号が2つ必要）。見逃し配信は12月22・23日（PART-1は19:00～、PART-2は21:00～）。