冒頭は「堂本光一・今の渋谷をリサーチ」のロケVTRだった。光一はいきなり「嫌やわ~」「人が多いのがまず嫌です。仕事しろよ!」とぼやいていた。ワイプに映る剛が戸惑う光一の姿を面白がって「1人にすればいいのに」「すごいな、これおもろいで」と呟いていた。女子高生にキャーキャー言われて光一はまんざらでもない表情だったが、VTRを観ながら光一は「若い子と触れ合う機会ないからね」と説明していた。ただ、光一が「何歳からオッサン?」と尋ねたら「30歳」という答えが返って来たうえ、「父ちゃん母ちゃん何歳?」の問いに「タメ」と答える子がいてショックを受けていた。それにしても、光一はスリムだった。剛がいないなかで特番続きで超多忙・過労のせいだろうか。また、コーヒー大好きなのに、今回のロケで初めて自分でコーヒーショップに行けたというのも驚きだった。
スタジオトークとなり、MCの櫻井翔が剛に「体調についておうかがいしたいと思います」と話を振ると、剛は「そこまで治ってないですね」と言い、難聴が完治していない左耳の方向を指して「だから、こっちでボケられると、全然無視する可能性があります」と述べた。すると左隣の光一が「だから最近ね、オレ基本的に無視されてる」と笑いを取り、他の出演者から心配された剛は「体は大丈夫なんですけど」「ご飯は食べれてるんですけど」と話した。
7月1日に櫻井がMCだった日本テレビ系「THE MUSIC DAY」に光一が出演して剛の代役を嵐の相葉雅紀・松本潤が務めたことを踏まえ、光一は櫻井に「櫻井が司会してた歌番組、あれもね、ごめんなさいね」と言い出し、櫻井が「いえいえ、松本・相葉がお世話になりまして」と返し、光一は「みなさんの支えのお陰だったかな」と感謝を示した。これに有吉が「支え甲斐があるなと思った」とファン代表のようなことを言うと、剛は「僕の聴力だとぎりぎり」と返した。
KinKi Kidsデビュー20周年記念貴重映像として、光一と剛が15歳の時に初出演したTBS系ドラマ 「人間・失格~たとえばぼくが死んだら」(1994年)の映像が流れるとスタジオの出演者から「可愛いな」の声が上がっていた。名シーンとして、昨年にも「Good Time Music」で紹介されていた、プールサイドで気を失った少年の役の剛に光一が人工呼吸する、事実上のキスシーンの映像が流れると、剛は「年頃で何でこんなのせなあかん」「どういうことやねん」と、当時を思い出してぼやいていた。いけないものを見た衝撃で目を覆っていた共演者に、光一は「ね、それは、気持ち悪いの、ええの?」と戸惑っていた。
KinKi KidsがCDデビュー前に日本武道館で単独コンサートを開いたことや、1997年のデビュー曲「硝子の少年」が179.2万枚の大ヒットとなったことが紹介された。それから、最近の雑誌(「サンデー毎日」2017年7月23日号)のインタビューでお互いについて光一が「意識して変に仲良くしようとは思っていません」、剛が「濁りなく、興味はない」と発言をしていたことが明かされた。櫻井が「実際、お互いのプライベートは全く知らないですか?」と質すと、2人とも「知らない」と答えた。櫻井には切り込みにくい話題だったようで、ツッコミは有吉が入れていた。
14歳当時の光一と剛の写真が示されると、出演者らから再び「可愛い!」の声が上がった。有吉が「この頃はいろいろお互いのこと知り合ってたと思いますけど」と言うと、剛は「その頃からそんな知らないですからね」と返した。当時中学生だったが、学年は光一のほうが1年上だった。有吉に「キスした仲なのに」とイジられると、剛は「あれは無理やりですから」と笑っていた。
そこで、光一と剛がクイズを交えながらお互いの近況を報告する企画があった。交友関係については、光一は市村正親と高見沢俊彦を挙げ、市村の子が光一の主演舞台を気に入っている話や、高見沢が幹事となって大勢で食事会を開くこともあることを明かした。剛は「バンド仲間」との答えだった。剛は吉田拓郎、山下達郎、竹内まりやを挙げ、「バンド仲間から派生していって、aikoちゃんとかもっちー(持田香織)とか、(椎名)林檎ちゃんとかMISIAとか」「三谷(幸喜)さんは急に連絡が来ます。『犬と散歩してます』」などと話した。
現在2人が好きなテレビ番組が何かという問いに、剛は光一の表情と喋り方をマネしながら「はよ帰らんと間に合わへんわ、F1」と言ってみせた。櫻井が「キレてる」顔だと解説した。確かに光一はF1も好きだが、正確な答えは「ニュース」だった。光一はNHKが「鉄板ですよ」と言いつつ、櫻井がキャスターを務めている(日本テレビ系の)「『(NEWS)ZERO』も」と付け加えていた。ちなみに、最近注目されている裸お盆芸のアキラ100%の写真を見ても、光一は誰だか知らなかった。
一方で、剛が最近好きなテレビ番組について、光一は自分と「真逆」だからお笑い番組ではないかと推測したが、正解はNHKの「職人ドキュメンタリー」だった。結局2人とも(年寄り風に)静かな番組が好きだった。剛は「この時間にオレしか見てへんかもみたいな感じがドキドキしてきちゃって」と話した。すると光一と剛がCSの刀剣のドキュメンタリーの話を始め、周りは話題についてこれなかった。
好きな女性のタイプについては、光一は14歳の頃はどらえもんの「しずかちゃん」と答えていたそうだ。現在の光一は、「ブスじゃない人」との回答だった。先日後輩のNEWSと共演したNHK BSプレミアムの「ザ少年倶楽部プレミアム」では、光一ははっきりと「ブスが嫌い」と話していたが、こちらの番組ではブス専のお笑い芸人の吉村崇に「めくり史上一番最低」と言われたため、光一は控え目な発言にとどめ、「少プレ」で話していたことを丁寧な口調で言い直し、「内面がブサイクだと表にも出る」「自分磨いてる人(が好き)」「だらしない人は表に出てきちゃう。内面から美しくなって」などと話した。
一方で、剛は好きな女性のタイプについて、光一は剛がかつて「鼻くそほじってる人」のように答えたことを覚えていたが、現在は「自分を持っている人なら」との回答だった。剛は「人生って一回で、誰もが絶対死ぬ。その間の話なので。人に振り回されてる感じとか、人のこと気にしてる感じとかが、僕はもったいないなと思ってるんで。だから、『私はこうやって生きてます』っていう感じの人のほうが、僕は付き合うとか結婚するんだったらそのほうがいいかなと思ってる。ギャップが好きなんで。すごく綺麗なくせして鼻くそほじってると思ったら好きになっちゃう。気取ってないから」などと話した。剛がラジオで話していたことに近い話も含まれていた。剛の話を聞きながら光一は頷きながら「分かる分かる」と呟いていた。
櫻井が「20年やってきて一番ピンチだった瞬間」を尋ねたが、逆に有吉に嵐でのピンチだったことを尋ねられた。櫻井は「5人でフライングで上がって聖火台のほうに移動するのが、僕だけ止まって。4人で行っちゃって」というエピソードを明かし、「怖いですよ」と言った。
この流れで、ジュニア時代にステージで困った話になった。光一は「(田原俊彦の)♪I wanna do、『恋はDo』という曲なんですけど、ヒット曲メドレーで」歌った時のことを話した。「声変り前だったのでキーがとれない」という事態になり、バンドが「高すぎる」「低すぎる」と何度もキーを上下に変更した結果、本番では「分かんなくなっちゃって、ひどかった」と振り返った。一方剛は、「バックの時にステージに出たらいるはずの光一くんが見えない」という体験を振り返った。「ということは僕がセンターに入ればいい」と思案しながらシンメトリーの振りを1人でどうしようかと困って、ダサい動きになってしまったとのことだった。
追記: 視聴率は10.1%だった。
「NEWS ZERO」のVTR出演は延期
防衛大臣の辞任のせいか、日本テレビ系「NEWS ZERO」の7月27日の生放送では、予定していたKinKi Kids特集は後日延期とアナウンスされてしまった。放送日が決まり次第番組の公式SNSで告知される。
「an・an」7月26日号の「KinKi Kids×音楽」
「an・an」7月26日号のKinKi Kids特集は興味深かった。デビュー曲「硝子の少年」の作詞を担当した大御所の作詞家・松本隆氏の「硝子の少年たちとの20年」と題するインタビュー記事があった。松本氏は何も浮かばなくて苦しんでいたら、たまたま観たテレビでKinKi Kidsの堂本光一・剛が踊っていた。「それを見て、この子たち“硝子だな”と思ったんです。『硝子の少年』というタイトルが浮かんだら、そこからワーッとできちゃった」「(尾崎紅葉の)『金色夜叉』をテーマにしたいと思い、今だったらどういう別れがあるだろうかと考えました」「ビー玉。(中略)みんながわすれちゃっているけど、ある種の、ある世代には、とっても重要な記憶のポイントになっている単語」「『硝子の少年』は、20年30年と残る楽曲だと思った」「いまだに古くもならず、何の違和感もなく、かっこよく聞こえる。考えてみたら稀有なことです」
また、松本氏は「スワンソング」(2009年)の作詞も担当した。「硝子の少年」同様、別れをテーマにした詞で、こちらは遠距離恋愛カップルの別れの詞だ。松本氏は「人が恋をして別れることになったとき、激しいドラマが生まれる。それは激しすぎると、今度は静かになっていき、色もなくなり、白鳥が飛ぶような美しいものになる。そんなことを書きたいなと思っていた」と、この文章だけでも芸術性に富んでいる素晴らしいコメントをしている。
剛はインタビューで、「山下達郎さんが、先日、僕のレコーディングにギターで参加してくださったんです」「『君がファンクを好きなミュージシャンになって嬉しいよ』なんて言葉もいただきながら、楽しい時を過ごしました」と話していた。次のリリースには山下の参加曲も収録されるだろうか。さらに、光一との共作の「愛のかたまり」についても述べた。剛は作詞を担当していた。「『愛のかたまり』は初の女性詩。こんなふうに想ってもらえるような恋愛がしたいな、みたいなことを思って書いたのかな。当時は太宰治などを読んでいたので、その深い世界観が反映されていたのかも」
光一も「愛のかたまり」について語っている。同じシングルA面の「Hey! みんな元気かい?」で「音楽性の方向が急に変わり、正直、“どこに行くの?”と戸惑った」ことで、「“これまでの世界観を崩さない曲を歌ったほうがいいのでは“という自分なりの提示として」B面の「愛のかたまり」の作曲をした、と明かしている。それ以前は”丁寧にメロディーを歌う“ことを大事にしていたのに、「Hey! みんな元気かい?」はラフな歌い方が持ち味だった。当時の光一は「歌が上手くもない自分が歌ってしまうと、“本当に下手だと思われるんじゃないか”という怖さもあった」とのことだ。だが、いつの間にかその曲が「大好き」になったそうだ。
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*KinKi Kidsの2019年12月4日発売の41st「光の気配」の表題曲は、聴く人の心の琴線に触れる唯一無二のバラードで、作詞は声優・歌手の坂本真綾が担当。4リズムだけのシンプルなオケと歌のみで構成されている。シングル「光の気配」はDVD付き初回盤A、DVD付き初回盤B、CDのみの通常盤の3形態で販売。初回盤Aの付属DVDには「光の気配」の海辺で撮影したHIKARIバージョンのミュージックビデオ(MV)とメイキング映像を収録。初回盤Bのカップリング曲には「チラナイハナ」を収録し、付属DVDには今まで歩んできた道/これからの未来に歩んでいく道をコンセプトに壮大なセットとCGを組み合わせた幻想的な「光の気配」KEHAIバージョンのMVとメイキング映像を収録。通常盤のカップリング曲には「杪夏(びょうか)」「Tuning」を収録。店舗により、先着特典として各形態ごとに異なるA4クリアファイルが付く。



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*KinKi Kidsの2018年7月25日発売の「KinKi Kids CONCERT 20.2.21 –Everything happens for a reason-」Blu-ray/DVDは2017年12月のフルオーケストラ参加の東京ドームコンサートの映像化商品。Blu-rayとDVDがそれぞれ初回盤と通常盤の2形態で販売。初回盤にはライブ音源からセレクトした全13曲のLIVE CD –Grand Orchestra Mix- を収録。通常盤には京セラドーム大阪公演のみで披露したHappy Happy Greetingと光一Happy Birthdayの映像を追加収録。レビュー記事は2018年7月25日付 「『KinKi Kids CONCERT 20.2.21』映像で2人のステージ復活に感動」を参照。店舗により先着特典でミニポスターが付く。




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*KinKi Kidsの2017年12月6日発売のベストアルバム「The BEST」はデビュー曲「硝子の少年」から「The Red Light」までの両A面含むシングル全45曲をリマスタリング音源で収録。初回盤には2017年7月15・16日の横浜スタジアムでの20周年記念イベント「KinKi Kids Party!~ありがとう20年~」のダイジェスト版映像が収録されており、Blu-rayかDVDのいずれかを購入時に選択する(品薄)。通常盤は2曲が追加収録され、うち1曲「Next to you」は宮沢和史氏書き下ろしの珠玉のバラード。「The BEST」のレビューコメントは2017年12月6日付「KinKi Kids『The BEST』初回盤『KinKi Kids Party!』に感動」を参照。

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*KinKi Kidsのベストアルバム「Ballad Selection」と「39」


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