堂本剛が長髪にした理由、仙人扱いされた『しゃべくり007』にリベンジで出たい: ランダムビュー

堂本剛が長髪にした理由、仙人扱いされた『しゃべくり007』にリベンジで出たい

2017年09月10日

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9月9日のbayfm78「堂本剛とFashion & Music Book」で、堂本剛は突発性難聴が治っていないことに関連して、耳の中にむくみが生じていると話した。剛はリハビリにクラシック音楽を聴いているが、剛がクラシックの中では印象派とされるドビュッシーが好きというのは、剛の過去のアルバム「I AND 愛」「美我空」での独特の作風を考えると、いかにも剛らしい。剛が昨年から長髪にしたのは、「面倒くさいっていうのが一番の理由」だそうだが、「ジャニーズの中で、大体みんな似たような髪にされちゃうから」とも語った。

7月10日放送の日本テレビ系「しゃべくり007」に出演して仙人扱いされていた時の考え方や言葉遣いに惹かれてファンになったという20代の女性リスナーが剛ファンなら必読の剛の著書「ぼくの靴音」（集英社）を絶賛していたが、筆者が剛のファン度合いをいっきに強めたきっかけはこの本だった。この本は既に絶版になっているはずだが、このラジオのせいか、現在Amazonで中古品を含めベストセラーになっている。なお、剛は「しゃべくり007」にリベンジで出演したいと語っていた。

代謝がいいのに血流が耳に行き渡らず、耳の中にむくみが生じている

お風呂でリラックスするというリスナーのメールを紹介し、剛は突発性難聴が治っていない心境を語った。「僕もお風呂は浸かるようにしてるんですよね。『血流良くして体をあっためてください。運動してください』いろいろ言われるんで、やってみてるんですけどね。僕ね、代謝がいいんで。お風呂上りめっちゃ暑いんですよね。汗かくぐらい。なのに耳に血流行かへん、どういうことやねんって言うぐらい、汗かいてるんですよね。全然行かへんやんけ、みたいな。どないなっとんねんみたいな感じなんですけど」

「耳の中にむくみが生じてるらしいんですけどね。このむくみが取れれば良くなるよ、みたいな感じの話だったんですけどね。いろんなこと言われるんで、何かもうワケ分からん感じにもなってるんですけど。でも、ストレス発散して治るんやったらもう治ってると思うねんけどって感じがする（笑）。リラックスしましょうってことで、アロマの何かとかさ。でもそれで治る？みたいな」

クラシックを聴いてリハビリ、ドビュッシーが好き

「耳ん中で音が反響したりハウリングしたりすることがなくなってるんで、最近はだからヘッドホンしてクラシック聴いてってやってますけどね。やっぱりプロの考え方としては、聴こえてない周波数を聴くってことは選択します。当たり前ですけど。リハビリですもんね。聴こえてないところが鳴っているものを耳に当てるっていうのが、めちゃめちゃ重要かなって気がしますよね。そういうのしたりとか」

「最近クラシック聴いてるんで、ちょっと貴族になった気分に一瞬なりますけど。舞踏会（笑）。まあ、一生やらないんでしょうけど。クラシック聴いてぼうっとするみたいな。意外とドビュッシーとか好きみたいですね。ショパンとかモーツァルトとかがいいんでしょうけどね、リラックス効果いいような気もしますけど。ドビュッシーのほうがいいなあみたいな。ちょっともの悲しいんですよね、サウンドが。そういうふうに行っちゃうな、どうしても。普段聴かないものを聴いている感じですよね」

剛がクラシックのやさしい古典派のモーツァルトや耽美なロマン派のショパンよりもドビュッシーが好きというのは納得だ。ドビュッシーはクラシックの”印象派”で、全音階などの独特の音色を用いたり、日本の浮世絵に影響を受けたりしたことで知られている。剛が244 ENDLI-x名義でアルバム「I AND 愛」を出したり剛紫名義で和の要素を取り入れた「美我空」を出していた頃の独特のサウンドの印象は、ショパンやモーツァルトではなく、ドビュッシー的だ。

「クラシックは僕は勉強することがいいのかがちょっと謎なんですけど、知識として　こういうアレンジが多いんだな　そういう勉強も含めて聴いておこうかなって感じですけど。クラシック聴いてるんで、目閉じたりぼうっとしてると、リラックスしてるかはちょっと分からないんですけど。僕の一番のリラックスはたぶん、ファンクしている時が楽しいなあって感じなんですが」

ここで剛は「FUNKがしたいんだどしても」をかけた。アルバム「TU」（2015年）通常盤収録の陽気なファンクだ。

長髪にした理由：面倒臭かったし、ジャニーズはみんな似たような髪だから

長髪アップなどのヘアアレンジをメークさんにしてもらっているかとの問いに対し、剛は　「これはもう完全に自分ではできなくて、メークさんに今日こうしたい、ハーフにしたいとか、いろいろ言いながらやってもらってるって感じですかね」と明かした。

さらに剛は、長髪にした理由らしきものについても語った。「面倒くさいっていうのが一番の理由で。あとはうーん、何なんでしょうね。髪を切る、いいんですけど。何かちょっと上手く言えないんですけど、アイドルっぽいっていうか、髪が短いほうが無難だとは思ってるんですよ。ただ、上手く言えないんですけど、ジャニーズっぽいっていう言い方も変なんですけど、結局ジャニーズの中で、大体みんな似たような髪にされちゃうから。で、伸ばしてんのかな。たぶんそうかも。短髪でもいろいろアプローチするの、なかなかないな、パターンが、とかいろいろ思っているうちに、伸びちゃったから伸ばしとこうかなって。だらだら伸びてるだけかな」

「もう鎖骨下まで来ましたからね。目標乳首ですから。ニップレス要らずになろうと思って。乳首まで、あと何センチくらいかな？　10くらいあるのか。思ってたより、はよう伸びて来たんで。目標が達成された時に、別に何もないんですけど。これから秋冬となってきた時に、降ろしてるとちょっと暖かいみたいな。取りあえず何となく伸ばしておこうかなみたいな感じで」

繊細すぎるから耳について考えすぎないようにする。当たり前だが全部生で歌っている

声楽を習っているリスナーに喉のケアについて問われて、剛は自分流の考えを語った。「マヌカハニーぐらいかな。あとは、喉が乾燥して枯れて声が出えへんみたいな時は油ものを摂ると。ラーメン食べる人もいますね、とんこつ系のギットギトのラーメン、上の脂みたいなものををわざと摂ってみたいな人も多いです」

「僕の最近の喉のケア、何もしないってことですね。すごく昔からなんですけど、自分で言うのも何なんですけど、繊細すぎるやんけお前って感じなんですよ、全て。だから、ちょっとでもあれこれ喉に対してアレかなってちょっと一瞬考えてしまったことが、如実に出たりするんですよね。耳も考えすぎるとアカンなっていう理論が今ありまして、適当にしてます。マヌカハニーは殺菌作用があるので、たとえば風邪の時とかもいいですよ。殺菌作用があるので虫歯にはならない。寝る前に上あごにベタっと付けるんです。そのままマスクしたりして寝るんですけど、そうすると扁桃腺の炎症も和らぐし」（筆者注：マヌカハニーは発がん性を疑っている人もいる）

「ライブの時とかで何十曲って生で歌うとしんどいですよね。全部当たり前ですけど生で歌うじゃないですか。レンジが行ったり来たりする曲。自分で作るの、そんな曲作んないですけど、そうじゃない時とか、やっぱすごい疲れますからね、耳も喉も。僕の声自体、倍音結構鳴ってますからね。だから、今回いろいろいい勉強にはなってますけどね、こういうものがあるんだなっていうね。前も話しましたけど、波の音を聴きながら、いろいろやって行こうと思いますけど。音楽やってる人だったら、耳を休めたりするのにもいいんじゃないかな、波の音」

妄想劇場再び

次に剛は、リスナーのメールに基づいて、以前長々と妄想劇を述べた際に登場させたオーケストラの打楽器奏者の静岡の茶ッパ文化ホール公演の続きの妄想を延々と語った。リスナーが「shama」を「茶葉」に変えて歌ってみてはと提案していたことを踏まえ、「shamaspice」をかけた。スピード感のあるアップテンポの陽気な曲で、アルバム「shamanipppon – ロイノチノイ」（2014年）に収録されている。

仙人扱いされた「しゃべくり007」にまた出てリベンジしたい

剛はまた、7月10日放送の日本テレビ系「しゃべくり007」に出演して仙人扱いされていた時の考え方や言葉遣いに惹かれてファンになったという20代の女性リスナーのメールを紹介して、コメントした（2017年7月11日付「堂本剛の仙人的な暮らしぶり・奈良愛・結婚観がテレビでも明かされる。山下達郎とのギター・コラボがついに実現」参照）。「まあこのタイミングで？という方がまたいらっしゃいまして。過去に僕が出させて頂いたんですけど『ぼくの靴音』という本がありまして、それを読んでいる途中ですと。『この本には愛情や感謝や優しさが詰まっていますね。それと、私たちには計り知れないほどの苦悩と向き合い受け入れる剛さんの強さを感じました』」ちなみに、筆者も「ぼくの靴音」（集英社）を読んで衝撃を受け、それまで深く考えたことがなかった剛の人生や人柄に強く引き込まれた1人だ。この本は既に絶版となったが、このラジオのせいか、現在Amazonで中古品も含めベストセラーになっている。

「すごいね、このタイミングで、みたいな。ありがたいですね。もう38にもなってですよ。耳やって、膝やって。好きなことしつつやってる中でね、そんなふうに言って頂いて。ちょっとでも、リベンジしたいんですけどね、『しゃべくり』は。なかなかの仙人感で終わっちゃってるんでね。さらに仙人で行くか、アクティブ仙人で行くかの、どっちかですよね。時間なくなっちゃって、みたいなんで。ゲストの方聞いてらっしゃらないみたいで。止まらないんですね、トークが。ワーっと始まって。次回もリベンジですかね。結構短いスパンで行きたいです。『また来たんか』みたいな。『よう来るな』みたいな。ちょっと空いてたんで、スケジュール、みたいな。こういうふうなお便りを頂くとね、仙人でいいんだみたいな感じとか。そんなに、みんなが思っているほど洞窟レベルの仙人じゃないですけどね。考え方が、仙人ってみんなが言いたくなる要素はあると思いますけど」

最後に剛は感謝を込めて「Be grateful」をかけた。この曲は「Grateful Rebirth」（2016年）通常盤に収録されている。

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*堂本剛のソロプロジェクトENDRECHERIの2019年9月25日発売の「ENDRECHERI TSUYOSHI DOMOTO LIVE TOUR 2018」Blu-ray/DVDはBlu-ray・DVDそれぞれに初回仕様と通常仕様がある。収録内容は全仕様共通で、アンコールのセッションを含む17曲と、約52分間のドキュメンタリー映像「DOCUMENTARY of ENDRECHERI in 2018」を収録。初回仕様（Blu-ray・DVD共通）には28Pブックレットを封入。通常仕様（Blu-ray・DVD共通）には折りポスターを封入。店舗により、先着特典として全仕様共通でSankakuピックが付く。