堂本剛、後輩たちにお年玉をあげたことを話す/ エビアレルギー: ランダムビュー

堂本剛、後輩たちにお年玉をあげたことを話す/ エビアレルギー

2018年01月28日

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1月27日のbayfm78「堂本剛とFashion & Music Book」で、堂本剛は奈良で発見された新種の桜・熊野桜を見に行って、その場で新曲を書きたいとの抱負を語った。また、ソロ活動のためのこの番組では非常に珍しく、このお正月に大勢の後輩にお年玉をあげた話をした。具体的な固有名詞は一切出していないが、元旦の京セラドーム大阪でのライブの時に、楽屋に挨拶に来てくれたジャニーズの後輩たちにもお年玉をあげたことが、容易に推察できた。なかなかチャンスが得られない後輩たちへの優しい思いやりが伝わってくる話だった。

なお、1月26日深夜の毎日放送「堂本剛のやからね」で、剛がエビアレルギーだと明かしたことで、ファンが騒然としていた。筆者同様、剛のエビアレルギーをこれまで知らなかったファンも多かった。一部のファンは、東京の突発性難聴専門の斉藤鍼灸院のコラムで、突発性難聴の患者はエビやカニなどの甲殻類を控えるべきと書かれていたことにも注目していた。

奈良の新種の桜を見に行って曲を作りたい

剛は奈良で新種の桜が発見されたと報告するリスナーのメールを読んだ。「100年ぶりに新種の桜が発見されたそうです。熊野桜。開花時期が早い。多く生息する古座川（こざかわ）町で、年に2回咲く」

剛はその熊野桜に興味を示した。「これはちょっと見てみたいですね。3月と4月の2回に分かれて咲くんですよ。これは早速見に行って、早速歌に書かなければいけないですね。自分自身の故郷の話でもありますしね。リリックが難しそうですね。いろいろ落とし込もうと思ったら。これを実際やっぱ見に行って、その場で書いて、かな。夏ぐらいからずっと歌いまくって、来年春まで歌いまくるみたいな。いいかもしんないですね。ちょっと考えてみようかな」

ここで剛は「ソメイヨシノ」（2006年）をかけた。この曲はENDLICHERI☆ENDLICHERI名義で出したシングル、アルバム「Coward」（2006年）および「NIPPON」（2011年）に収録されている。

お正月に大勢の後輩にお年玉をあげた

お正月の食事について、剛は振り返った。「僕なんか仕事大体してるんで、食べてる暇がないというか。歌う前とか食べない、そんなに。空腹のまま終わったら、疲れ切ってるんですよね。音楽終わってから、結構食べたかなあ、いろいろって感じですかね。すごい食べたってわけでもないんですけど」「寒いと温かいもの食べたいなあ」

剛は後輩や家族にお年玉をあげた話をした。剛のソロ活動のためのこの番組で、剛がジャニーズの後輩とのエピソードを語るのは非常に珍しい。

「お年玉というものもね、いつしかね、もらえなくなったり、今ではあげる側になったり。難しいですよね何か、本当に。今年も一杯後輩だ何だ、お会いしましたんでね。きれいに消えていきましたね。すごい数のお年玉、消えて行きますね（笑）」

「でも、それでその子たちが何か時間過ごせたらいいじゃない、と思って。やっぱり、自分たちの出番が少なかったりとかさ、自分たちが活躍する場が少なかったりとかさ。才能を持っていたり、人間性が良かったとしてもね、そういう時間が過ごせないような後輩たちも沢山いるんですよ。もっとこうしたいな、もっとああなりたいなとか、いろんなこと思いながら」

「『今日は（ライブを）拝見させて頂きます』とかね、すごく丁寧に、みんな一列に並んでね（笑）、挨拶に来てくれるんでね。『これお年玉です。何かに使ってくださいね』ってお渡ししますけど。そういうふうな立場にね、何年か前からもう気づけばなっているんやな。もらっていた側から、お渡しする側になるみたいな。当たり前のことなんですけど、不思議だなっていう」

「だから、今では家族にお年玉あげてますからね。『これで何か好きな時間、楽しい時間、過ごしてください』って言って、毎年渡しているんですけどね」

「自分のためとか、家族のためとか、ファンの子たちのためとか、スタッフの人たちのためとか、誰のために仕事してるとか、別に僕あんまり考えてないから。お仕事した中で、自分がお金を稼ぐ。自分のお金をどんなふうに使うかも、特にあんまり決めてなくて」

「でも、それが笑顔に変わったり、安らぎに変わればいいなと思っていつもやってるけれども、お金とお付き合いする感覚として。ものすごい執着がないんでしょうね、お金というものにはね。それよりも、何かこう、お金でもしそういう時間を手にすることができるなら、そういう場を手にすることができるなら、みんなが沢山笑えるだろうなと思ったら、惜しまずにお金を使うみたいな、そんなイメージはあるけど」

「みなさんも、お年玉を渡す側になったら、家族孝行だったり、誰々孝行みたいな感覚で、お年玉を渡すのもいいから。お金があっても全てのものが手に入らない。物体は入るかもしれないけど。物体にないものは、お金があっても手に入らない。人間性とか」

ここで剛は、アルバム「TU」通常盤（2015年）に収録の「Heart Disc」をかけた。愛犬ケンシローが亡くなった時の想いを歌詞に加えて仕上げた曲だ。

最後に剛は、「奈良のムードをふんだんに織り込んで、自分に憑依（ひょうい）させて作った曲です」と言って、「縁を結いて」（2011年）をかけた。この曲は、シングル、アルバム「NIPPON」（2011年）「shamanippon –ラカチノトヒ-」（2012年）に収録されている。

Amazon: ソメイヨシノ通常盤 (ENDLICHERI☆ENDLICHERIこと堂本剛)　2006/2/1
Amazon: 縁を結いて通常盤 (堂本剛)　2011/4/6
Amazon: TU ふつうよし[通常盤] (堂本剛)　2015/5/20

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*堂本剛のソロプロジェクトENDRECHERIの2019年9月25日発売の「ENDRECHERI TSUYOSHI DOMOTO LIVE TOUR 2018」Blu-ray/DVDはBlu-ray・DVDそれぞれに初回仕様と通常仕様がある。収録内容は全仕様共通で、アンコールのセッションを含む17曲と、約52分間のドキュメンタリー映像「DOCUMENTARY of ENDRECHERI in 2018」を収録。初回仕様（Blu-ray・DVD共通）には28Pブックレットを封入。通常仕様（Blu-ray・DVD共通）には折りポスターを封入。店舗により、先着特典として全仕様共通でSankakuピックが付く。