Sexy Zoneの育ちのいい貴公子・中島健人が怒涛のゴリ押しで「嵐にしやがれ」で相葉雅紀とフィンガー・ダンス: ランダムビュー

Sexy Zoneの育ちのいい貴公子・中島健人が怒涛のゴリ押しで「嵐にしやがれ」で相葉雅紀とフィンガー・ダンス

2018年02月04日

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2月3日の日本テレビ系「嵐にしやがれ」に、前週に今年8月の「24時間テレビ」メインパーソナリティーを務めることが発表されたばかりのSexy Zoneの一番人気・中島健人がゲスト出演した。中島は嵐の相葉雅紀と共に、指技パフォーマンスで話題のグループXTRAPからトレーニングを受けて、XTRAPの代表と3人でフィンガー・ダンスを披露した。

中島は「年末の嵐さんのコンサート、観に行かせて頂いたんです」「相葉さんと二宮さんのペアダンスに、メチャメチャ感動したんです」と述べ、自分もやりたいと望んだ。このペアダンスは、1月19日放送のNHK BSプレミアム「ザ少年倶楽部プレミアム」で「ARASHI LIVE TOUR 2017-2018 untitled」の2017年12月26日の東京ドーム公演ダイジェストが放送された際に、紹介されていた。メンバーユニット曲「UB」で、相葉と二宮が体を密着させて仲良く踊っていた（2018年1月20日付「嵐の相葉雅紀、大野智、櫻井翔がオタク系男子とヤマンバ女に」を参照）。だが、相葉は「無理無理無理。僕とニノちゃんの付き合い、すごい長いの。もう20年以上の付き合い。一緒に総武線で通ってた時代から」と難色を示し、代わりにフィンガー・ダンスを習得することになった。

中島は嵐のメンバーを「くん」付けでなく、「さん」付けで呼ぶ。ジャニーズ内の慣例ではよほど偉い"大先輩"以外は年上の先輩でも「くん」付けで呼ぶことになっている。中島にとって嵐が"大先輩"の範疇なのか、あるいは普通に一般社会のルールに従って先輩を「さん」付けで呼んだのかは、定かではない。

ただ、中島は「王子」キャラと受け止められることもあるが、単に超イケメンの容姿やキャラだけでなく、育ちが良く、厳しく躾けられ、上品さを備えたアイドルであることが特徴だ。明治学院大学を卒業しており、キャリアなしでニュースキャスターに起用されるには微妙な大学ネームながら、しっかりした言葉遣いでユーモアを交えて知性を感じさせる喋りができる。

中島の指の動きの良さについて、相葉は「ケンティ、ピアノが得意だから」とコメントしていた。ネット情報が正しければ、中島はドビュッシーの「アラベスク第1番」やショパンの「別れの曲」が弾けるらしい。ピアノ専門家から見れば中級だが、非音大受験生としてはかなり弾けるレベルだ。筆者も中島がピアノを弾く映像を見たことがあるが、手首から指にかけてのポジションは"ちゃんと専門家にクラシックピアノを習った人"だと分かるものだった。

スタジオトークでは、毒舌のバイオリニスト・高嶋ちさ子（生演奏が素晴らしすぎた！）をイラっとさせる、「セクシー」ワードの連発だったが、これは台本通りとみられ、中島なりの自己PRだと解される。

Sexy Zoneは、ゴリ押しされたがスキャンダルまみれになった某グループとは違い、今のところはクリーンな貴公子の王道アイドルグループだが（最近髪を金髪に染めた松島聡の彼女と言われている人気ハーフモデルが妊娠というネットの書き込みはデマと思われる）、それだけに、キャラが弱い。中島がウザがられ、一部でキモすぎとまで言われるほど「セクシー・サンキュー」のような「セクシー」ワードを連発するのは、キャラ作りによる自己PRとグループPRで、視聴者に覚えてもらいたいという意味合いもあるはずだ。

当面のジャニーズのゴリ押しはキンプリとSexy Zone

ジャニーズでは嵐の後継グループが育っていない、との指摘がしばしば見られる。そこで、事務所のゴリ推しは当面、今春CDデビューが決まって失敗できないKing & Princeと、「24時間テレビ」をコケさせられないSexy Zoneに集中するとみられる。

King & Princeは公式ファンクラブ（ファミリークラブ）が2月1日に発足し、2月中の入会なら入会金（1,000円）が無料とされたこともあって、翌2月2日時点でファンのネット書き込み（会員番号情報）によると、既に会員数が6万人に達した模様で、現在5万7,000人程度とみられているA.B.C-Zのファンクラブ会員を上回ったようだ（ジャニーズ研究会の2018年2月3日付「A.B.C-Z、後輩グループ・King＆Princeと人気の差歴然……1日でFC会員数が抜かれる惨事」を参照）。

Sexy Zoneは佐藤勝利を筆頭にジャニー社長のお気に入りとして、若くして2011年11月にCDデビューしたものの（声変り前の子供の歌声が初々しかった）、伸び悩んでいた。元SMAPマネージャーだった飯島氏のグループがマネジメントを担当していたから、SMAP騒動後の飯島氏の退社で置いてけぼりになってしまった。

もっとも、飯島氏がいた時期も、飯島派の若手としてはKis-My-Ft2ほど推してもらえていなかった。Sexy Zoneの年少の2人がレコーディングからはずされていた時期もあった。幼くして母を亡くしたと言われる松島聡は14歳になる直前にデビューしたが、地元の静岡県島田市の自宅に住んで、地元の中学校に卒業まで通った。その後、通信制高校に在学していたどこかの時点で、姉と一緒に東京で暮らし始めたとみられている。

元タカラジェンヌを母に持つマリウス葉は、11歳でのデビューだったから、中学生以下の午後8時以降の労働禁止規定に何年も抵触していたし、そもそも日本語が得意でなかった。今年3月30日の誕生日に18歳になって、ようやく午後10時以降の深夜労働が可能になる。ネットでは、頭脳明晰と言われるマリウスが早稲田大学のAOの試験会場で目撃されたとの情報もあったが、合格したかどうかは確認されていない。

24時間にわたってテレビに出ずっぱりになるからには、現時点で結構喋りができている中島と（慶応大卒の）菊池風磨の大卒コンビ以外も、トーク力を磨いておく必要がありそうだ。

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*Sexy Zoneの2019年10月23日発売の両A面シングル「麒麟の子/Honey Honey」の表題曲「麒麟の子」は佐藤勝利出演ドラマ「ブラック校則」の主題歌。「Honey Honey」はコーセーコスメポート「ソフティモ」のCMソング。シングル「麒麟の子/Honey Honey」は、DVD付初回限定盤A、DVD付初回限定盤B、CDのみの通常盤の3形態で販売。それぞれに異なったカップリング曲を収録。初回限定盤Aの付属DVDには「麒麟の子」のミュージックビデオ（MV）およびメイキング映像とバラエティ映像を収録。初回限定盤Bの付属DVDには「Honey Honey」のMVおよびメイキング映像と、（初回限定盤Aとは異なる内容の）バラエティ映像を収録。店舗により、3形態同時予約購入の先着特典として、「麒麟の子/Honey Honey」両MV制作時のオフショットを含むスペシャルブックレットとジャケットメイキングおよび未公開インタビュー映像の視聴用シリアルコードが付いている（ストリーミング期間は2019年12月31日23:59までの予定）。