堂本剛、かつて美大に行きたかったが、反対されあっさり諦めた: ランダムビュー

堂本剛、かつて美大に行きたかったが、反対されあっさり諦めた

2018年03月25日

ジャニーズ KinKi Kids 堂本剛堂本剛ラジオ堂本剛とFashion & Music Book

3月24日のbayfm78「堂本剛とFashion & Music Book」で、堂本剛はかつて美術大学や服飾専門学校に行きたかったが、反対されてあっさり諦めたことを明かした。剛は「美大行きたかったんすよ。でも、『ダメ』って言われたんですよね（笑）、遠い過去に。『仕事に専念しろ』と。ええっ！と思ったんですけど。行きたかったんですよ。服飾専門学校とか美大行きたかったんですよね」「『分かりました』って言って、何にも反抗することなく来てしまった」と語った。

剛はもうすぐ39歳の誕生日を迎えるが、「心の断捨離みたいなことして、シンプルに生きてたいな」との抱負を述べていた。

ファッションは引け目に感じていると似合わない

16歳の女子高生のリスナーがメールで、遠距離中の彼との再会する時のファッションのアドバイスを剛に求めたので、剛は以下の提案をした。

「ストレッチデニム系のものとかで、上ニットぐらいで、髪をさらっとさせつつも、キャップとスニーカーぐらいの、超どシンプルでもいいんじゃないですか。あんまり高度なお洒落をするとかよりも。ニットはVか何かにして、鎖骨ちょっと見せながら大人っぽさを演出して。遠距離中の彼が、『何か会わへんうちに女になったな』みたいな、ちょっとそういう感覚を与えてみてはいかがかなというふうに思うんですけど」

剛はファッションの自論も述べた。「ファッションもね、すごい不思議なんですけど、どっかに引け目っていうか、負ける気があると、似合わないんですよ。別にお前にいいって思われようと思って着てへんしこっち、と思って着てればいいんですよ。服とか、何でも、髪の毛も。自分の、今こうして生きたいだけなんです、ほっといてくださいと思っていれば、いいわけですよ」

「そこから始めてみて、その次に自分の骨格とか、似合うもん似合わへんものの分析を始めていくんですよ。シルエット、体型、身長、ガタイ。いろんなもの含めて。それで、似合わへんものも、でもやりたいからやるねんみたいなんでいいんですよ。別にモテようと思ってやってませんっていう感じで。自分がこれ着たいねんと思って着ててモテたほうが、めちゃくちゃ気持ちいいよ」

ここで剛は、ミニアルバム「Grateful Rebirth」（2016年）収録の「Paint it, fill it with love」をかけた。

美大や服飾専門学校に行きたかった

美大受験のため美術予備校に行くという高校生のメールを紹介し、剛はかつて美大や服飾専門学校に行きたかったが、反対されてあっさりと諦めた過去を明かした。

「いいですね。僕も美大行きたかったんすよ。でも、『ダメ』って言われたんですよね（笑）、遠い過去に。『仕事に専念しろ』と。ええっ！と思ったんですけど。行きたかったんですよ。服飾専門学校とか美大行きたかったんですよね。で、アカンて。僕、アカンと言われたこと、ほんとやらんと来てるなと思って」

「そこを上手いことさ、大人上手く丸め込んでさ、行きゃ良かったのにね。で、結果、行ったことによって、何も責められへんでしょ。『良かったでしょ、オレ行ったことで』みたいな、で良かったのにね。『分かりました』って言って、何にも反抗することなく来てしまったからな。だから、この美大はね、僕の代わりにお願いします、行ってください」

美大は作品作りに追われるから特殊かもしれないが、昨今のジャニーズ事務所は、所属タレントの大学進学に肯定的となっている。もちろんそれは、MCなどの仕事の幅が広がるからだろう。だが、剛が18歳の頃は、KinKi Kidsの仕事が超多忙だった上、事務所も当時はアイドルは大学に行く必要はないとの考えだったようだ。

ハンガーのこだわり、同じような服が増えて行くこと

剛はハンガーについてのこだわりや、同じような服を買ってしまうことについて話した。

「今モノが溢れてるな、みたいなところもあるから、僕は僕で整理したいなとちょうど思ってたんですよ。ハンバーがバラバラになっちゃったんですよ。一種類で揃えたいんですよ。なんですけど、服増えてくから。服が増えるたんびに、おんなじハンガーが手に入らないんですよ。ハンバーバラバラになって。AタイプBタイプCタイプで分けて行けたらいいんですけど、忙しくしてる時って、AタイプBタイプCタイプが混ざっていっちゃうんです、一つのゾーンに。そうすると、色バラバラになっていくんですよ。それがもう嫌なんです。揃えたいから」

「でもその、Aパターンはパンツがいいとか、Bパターンはアウターがいいとかっていうふうに、全部揃えたいんですよ。できれば色とかも揃えていきたいんです。デニムはデニムから始めていきながらパンツ。いろんなパンツの中にデニムが混ざっているのが嫌なんですよ。デニムから始めるかデニムで終わるか、真ん中デニムかにしたいんです」

「バラバラやんていうことに気づいてね。これじゃいけないということで。ちょっと今度この重い腰を上げてね、それを綺麗にしようと思っているんですけど。ちょっと憂鬱ですね、それは。しんどいなと思いますけど、頑張ってやるしかないなと」

「服もおんなじような服、増えるんですよ。靴も、好きやから。一緒やんみたいな。オレが親やったら、子供に言うもん。『一緒やん、それ。効率の悪い買い物してるな、お前。見て、ほれほれ、一緒や』『シルエット違うし、デザインもポケットのデザインも違うから』『そうかもしれんけど、一緒や。どっちかにしたら服減るのに』ほんと自分に言いたい、それを。でも、買っちゃうんですよね。ちゃんと着てますよ。着てるけど、何か一緒なの買いがちなんですよ」

歌舞伎も富士登山も行ったことがない

剛は歌舞伎に行ったことがないそうだ。「歌舞伎とかもオレ観に行ったことないかもな。タイミングを失ってしまいましたね。富士山と一緒ですわ。登ろうと思ってたのに」「富士山登ってない。今この状態で上ったら耳キーンなるから、絶対登らんほうがいいけど。それなる前も、絶対高山病とかになって。行ける人はいいよね、三半規管強い人はね。オレ元々弱いから。一人だけ下山」

剛はここで、「自分の国というか、日本というものがこれからどうなって行くんだろうとふと思った時に書いた曲」と言って、「NIPPON」をかけた。この曲はアルバム「美我空」（2009年）および「NIPPON」（2011年）に収録されている。

心の断捨離

剛は「僕自身は始めてみたいこと、特にないな」と話した上で、もうすぐ39歳の誕生日を迎えることについて語った。

「39になると思うと、ちょっと恐ろしいね。友だちも年取って行くやんか。不思議やわ。『え、もう43か』とか。『そうか、オレ39か』みたいな。すごい変な感じ」

「なるべく純粋で生きていたいなっていうことぐらいかな。ええ大人やねんから、もうちょっと頭使って生きればいいのにアイツって言われてもいいから。シンプルでいいな。自分の中にある、感情とかプライドとかしょーもないなと思うもんは捨てて、それこそ、心の断捨離みたいなことして、シンプルに生きてたいな。これが自分にとっていい、これが自分にとって良くない。場所、人、食べ物、何でも」

「それをまた、第三者がどうこうするから、悪いイメージになったりすることも多いからね。僕にとってはそれはチョイスするものじゃないからっていう、すごい普通の話やのに。一個人の人生の話やのにさ。人がいろいろ言っていくから濁っていくけど。濁ることなく生きたいよね、自分の感情とか」

亡くなった愛犬、過去を振り返る

「春だからこそ、立ち戻れることもあるし。僕は愛犬の話もあるしね。ケンシローのことも思い出しながら、その前後アップダウンしたりするのかな。でもしゃあないよ。大事な家族亡くしたりしたから。そういう感じで素直に生きて行けたらなと思ってます」

「いろいろな過去を、振り返ったりすることも多くなりました。若かった頃の自分とか、若い時の自分が信じた愛とか、正義とか。そして、信じすぎるゆえに犯してしまった過ちであったりとか、ちょっと違った選択をしてしまったことだったりとか。いろんなことがよぎるなと思って。その時僕は、本当に一生懸命生きていただけなんだとか。あなたのことを思ってこうしたんだとか、いろんなことが振り返るとあるななんて思って」

そういう想いも込めて書いた「Nijiの詩」という曲があるんですけどもね。今この年になって、さらに振り返る幅も大きくなってますから、この「Nijiの詩」も何かこうまた違った聞こえ方がするなと思ってます。みなさんの新生活に綺麗なね、虹がかかればいいな、という想いも込めて。

最後に剛は「Nijiの詩」（2011年）をかけた。

　　
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*堂本剛のソロプロジェクトENDRECHERIの2019年9月25日発売の「ENDRECHERI TSUYOSHI DOMOTO LIVE TOUR 2018」Blu-ray/DVDはBlu-ray・DVDそれぞれに初回仕様と通常仕様がある。収録内容は全仕様共通で、アンコールのセッションを含む17曲と、約52分間のドキュメンタリー映像「DOCUMENTARY of ENDRECHERI in 2018」を収録。初回仕様（Blu-ray・DVD共通）には28Pブックレットを封入。通常仕様（Blu-ray・DVD共通）には折りポスターを封入。店舗により、先着特典として全仕様共通でSankakuピックが付く。