「Sexy Zoneのたった3日間で人生は変わるのか？」は涙続出の名企画、推しの強さが顕著: ランダムビュー

「Sexy Zoneのたった3日間で人生は変わるのか？」は涙続出の名企画、推しの強さが顕著

2018年04月12日

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4月11日深夜の日本テレビ系のSexy Zone初冠番組「Sexy Zoneのたった3日間で人生は変わるのか？」は、素晴らしいバラエティー企画だった。深夜番組だから全国放送されなかったとすれば、放送されなかった地域のセクガルが気の毒だ。

いったいジャニーズ事務所がどこまで干渉したのかと思うくらい、Sexy Zoneのメンバーの個性や魅力が上手く引き出されていた。他の若手グループのファンが、自担にもこんな番組をやらせて欲しいのに、と羨んでもおかしくない。番組ではSexy Zoneの5人がそれぞれ3日間の苦手克服の特訓を受けた。

佐藤勝利はツッコミ猛特訓でポンコツ汚名返上

佐藤勝利は千鳥のノブを育てた芸人コンビ・笑い飯と9畳のワンルームマンションで3日間の合宿をして、ツッコミの猛特訓を受けた。特訓前の佐藤について、ナレーションで「キレのないツッコミで総スルーされている」「このままでは（Sexy Zoneがメインパーソナリティーを務める）『24時間テレビが大変なことに』」と評され、「このポンコツ」呼ばわりまでされていた。

動物図鑑を見てひと言など、難しいお題に佐藤は「むず～」と苦しみ、初日だけで168回のツッコミを入れさせられていた。さらに、入浴中で全裸の佐藤のところに、笑い飯の2人が全裸で突然侵入し、佐藤が「もうっ！」と怒りながら笑って、シャワーで攻撃した傑作シーンもあった。

佐藤が出演する土曜ドラマ「Missデビル人事の悪魔・椿眞子」の新入社員役でも言えるが、国宝級超イケメンで育ちが良さそうなおっとりした性格の佐藤が苛められている場面は、Sっ気のある視聴者をたまらなくワクワクさせると思われる。

実は合宿場所はコロチキのナダルの部屋で、あまりの汚さに、佐藤が掃除したそうだ。合宿の成果はSexy Zoneの大阪城ホールでのライブのMCで実践されたが、残念ながら笑い飯による採点は「15点」と厳しかった。それでも、スタジオで「少林寺君」と呼びかけられると、アンジャッシュの児嶋の顔マネをして「勝利だよ！」とハイテンションで上手く返せるまでになった。

インテリの菊池風磨とマリウス葉は東大クイズ研の猛特訓

慶應大学卒業の菊池風磨は、高学歴のインテリキャラでありながら、クイズ番組で上手く答えられず、ネットに「赤っ恥」などと酷い書き込みをされ、落ち込んで「クイズ番組を見れなくなりました」と、トラウマに陥っていた。

また、日英独の3か国語を操るマリウス葉は、収録時点ではまだ上智大学合格が公表されていなかったが、ハーバード大学の高校生向け短期研修参加などで、ファンにはインテリぶりが認知されていた。しかし、クイズ番組「ナゾトレ」で撃沈し、スポーツ報知に「番組史上初の全問不正解で『勉強しマリウス』」と揶揄されていた。

この2人はクイズで世界一の栄冠に2度輝いた東京大学クイズ研究会の3日間合宿で膨大な数のベタな問題の丸暗記と、問題を最後まで聞かなくても確定ポイントで残りを推測してボタンを早押しする特訓を受けた。夕食のおかず争奪ウルトラクイズでは、高級ステーキなどを東大生に奪われ、菊池のおかずは生卵だけ、マリウスは福伸漬だけという惨めさだった。

マリウスがベタ問の意味が分からず「ベター(better)な問題？」「ビター(bitter)？」などと天然ボケを連発するのは面白かった。風呂の中でも、早朝6時の布団のなかでもクイズをさせられるうちに、負けず嫌いの菊池に火が点いた。

猛勉強を強いられたが、やっぱりこの2人は頭がいい。最後の芸能界クイズ王・やくみつるとのスタジオ対決では、2人は別人のように闘志を燃やした。ツッコミを入れた中島健人にマリウスが「集中させて！」と言い放つ珍しい場面もあったりした結果、ついに2人が辛勝した。

小学5年生までドイツで育ったマリウスは漢字が苦手で不利だったが、ようやく目標を達成できて、「いい経験だったなと思います」と、涙ぐんでいた。

松島聡はドレッドヘアで自分を変える

1月にSexy Zoneが「24時間テレビ」のパーソナリティーに決まったとサプライズでアナウンスされた時、松島が突如金髪にイメチェンしていたのが印象的だった。しかし、気弱な松島は自分に自信がなく、バラエティーなどで上手く喋れないままだった。

そこで、専門の美容院で何時間もかけて、ジャマイカンみたいなドレッドヘアにさせられた。ワイルドな別人と化したが、イケメンだな、と思った。こんなイケメンに成長すると見抜いて、松島を入所させたジャニー社長の選球眼はさすがだ。

このドレッドヘアを見た菊池は大爆笑し、中島は「ウィッグだよな？」「ツアー中だぞ！」と驚いていた。さらに、マリウスに至っては真顔で「自分がどういう人になりたいとか、伝わってこないんだ」「簡単に人って変われないから」と松島を諭し始めた。

さらに松島はドレッドヘアでデヴィ夫人の楽屋に挨拶に行き、個人の連絡先を教えてもらう、という難題に挑戦させられた。デヴィ夫人は松島を知らなかったうえ、髪型を「少しも美しくない。全然合わない」と批判した。しかし、松島が誠意を込めて必死で頼み込むと、夫人は意外にもプライベートの携帯電話の番号を教えてくれた。

スタジオでマリウスが、もし自分がドレッドヘアになるよう要求されたら、「一番早い便でジャーマニーに帰る」と、マリウス節を炸裂させていた。

中島健人はバク転の特訓、スタジオの女性陣を涙ぐませる

中島健人は14歳の時に膝をついて号泣したことがあった。50人中49人が合格したオーディションで、不合格の1人となったのだ。歌が抜群に上手いか、バク転ができるか、が選考基準だったが、中島はバク転ができなかった。

そこで、3日間バク転の専門家の特訓を受け、ジャニーズの先輩の少年隊の「仮面舞踏会」とV6の「MUSIC FOR THE PEOPLE」「Can do! Can go!」の計3曲でバク転3連発を実行せよ、という命令が出た。中島は「身の毛がよだつわ」と驚き、さらに先輩のバク転映像を観て、「無理じゃね」と悲観していた。

特にV6が全員やっていた、台の上からバク転しながら床に降りる「台宙」の練習では、中島は「うわぁ、こえ～」と、恐怖と闘わなければならなかった。

そして、スタジオでジャニーズJr.のバク転の達人である７MEN侍の菅田琳寧とTravis Japanの川島如恵留を両脇に従えて、3曲のバク転メドレーを披露した。バク転の質ではジュニアの2人には遠く及ばないが、さすが中島、スターの目力が凄かった。台宙では着地が乱れたが、それでも何とか無事にこなし、涙を見せていた。

そんな中島のバク転成功を見て、スタジオにいたいとうあさこ、水卜麻美アナ、さらに表彰した菜々緒が涙ぐむ事態となった。

最後に、佐藤勝利が出演する4月14日夜10時スタートの土曜ドラマ「Missデビル人事の悪魔・椿眞子」で、Sexy Zoneの新曲「イノセントデイズ」が挿入歌として使用されることが告知された。

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*Sexy Zoneの2019年10月23日発売の両A面シングル「麒麟の子/Honey Honey」の表題曲「麒麟の子」は佐藤勝利出演ドラマ「ブラック校則」の主題歌。「Honey Honey」はコーセーコスメポート「ソフティモ」のCMソング。シングル「麒麟の子/Honey Honey」は、DVD付初回限定盤A、DVD付初回限定盤B、CDのみの通常盤の3形態で販売。それぞれに異なったカップリング曲を収録。初回限定盤Aの付属DVDには「麒麟の子」のミュージックビデオ（MV）およびメイキング映像とバラエティ映像を収録。初回限定盤Bの付属DVDには「Honey Honey」のMVおよびメイキング映像と、（初回限定盤Aとは異なる内容の）バラエティ映像を収録。店舗により、3形態同時予約購入の先着特典として、「麒麟の子/Honey Honey」両MV制作時のオフショットを含むスペシャルブックレットとジャケットメイキングおよび未公開インタビュー映像の視聴用シリアルコードが付いている（ストリーミング期間は2019年12月31日23:59までの予定）。