キスマイ横尾・宮田・二階堂・千賀が「〇〇な人の末路」で見せる違った顔が興味深い: ランダムビュー

キスマイ横尾・宮田・二階堂・千賀が「〇〇な人の末路」で見せる違った顔が興味深い

2018年05月26日

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Kis-My-Ft2の後列4人、横尾渉、宮田俊哉、二階堂高嗣、千賀健永が主演する日本テレビ系月曜深夜ドラマ「〇〇な人の末路」（月曜24時59分）を毎回興味深く観ている。

5月21日放送回では、宮田が客の要望に一生懸命答えようと奮闘する若いクリーニング店主を好演していた。黒川智花演じる女性客に迫られ逆壁ドンされるシーンだけは、あまりにも雑で幼稚な演出に見えて唖然とした。

だが、それを除けば、普段はアニメオタクみたいな変なキャラが目立つ宮田が、今回は人柄の良さや誠実さが滲み出てくる主人公のキャラをよく表現していた。

また、その前の放送回の、二階堂が妻子を連れて田舎の別荘を購入して引っ越し、パソコンでデザイナーの仕事を続ける、という話は爆笑の連続だった。隣のおばさん役を演じる青木さやかがハマリ役だった。

田舎独特の、濃すぎる人間関係と、伝統継承の重荷という問題がややデフォルメされてはいるものの、現実的テーマとして描かれていた。

実は筆者も子供時代を田舎で過ごしており、幼い頃にはこのドラマの青木さやか演じる隣のおばさん同様に、アポなしでいきなり勝手に隣人の家に上がり込んで家の中を探検したりとか、普通にやっていたことを、ドラマを観て突然懐かしく思い出した。今では都市部で暮らしているから、絶対あり得ない話だ。

また、筆者は幼かったから参加していないが、田舎では、ドラマに出て来たような住民全員での定期的な神社の清掃草取り作業とかも行われていたと記憶している。さすがにドラマに出て来たような男たちの上半身裸踊りの伝統はなかったが、神社関連で祭の際の神楽みたいな伝統芸は受け継がれていた（今はどうなったか知らないが）。

そういうしきたりについて行けなければ、田舎でのコミュニティーから疎外されるだけだろう。また、ドラマには出て来なかったが、山の中の田舎であれば、虫もいっぱい出るから、そういうのが苦手な人は田舎暮らしには向かない。

最終的には二階堂の演じる主人公は、妻子と共に、そのコミュニティーに馴染めたという結論で、後味悪くなくてホッとした。でも、そのうちこの主人公と妻は、東京が恋しくなるのではないか、と思われた。

*日テレドラマの見逃し配信は最新話は公式サイトから、全話まとめてはHuluで