テレ東音楽祭2018は最後にV6と全員大合唱で盛り上がる、キンキ別スタジオ、関ジャニ∞USJ収録、テレ東の無遠慮なジャニーズ使い: ランダムビュー

テレ東音楽祭2018は最後にV6と全員大合唱で盛り上がる、キンキ別スタジオ、関ジャニ∞USJ収録、テレ東の無遠慮なジャニーズ使い

2018年06月28日

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6月27日の「テレ東音楽祭 2018」は、相変わらず予算がなさそうで、音響も悪いし、会場も狭くて2カ所に分かれるという悪条件の中で、意外と盛り上がって面白かった。

MCの国分太一の話ぶりも、日テレの音楽特番の櫻井翔や、TBSの音楽特番の中居正広や、過去の「テレ東音楽」の国分太一自身のかしこまった雰囲気とは一転して、今回は伸び伸びとしていているように感じた。これは、今回ジャニーズから8グループも出演していたせいもあったかもしれない（V6、KinKi Kids、関ジャニ∞、KAT-TUN、Hey! Say! JUMP、ジャニーズWEST、A.B.C-Z、King & Princeが出演）。

一方で、初代モーニング娘が出演したり、後藤真希がアシスタントみたいな役回りで出演したり、テレビを最も観ている40～60代が絶対観たい青春時代のアイドルたちのお宝すぎる映像が、禁断の水泳大会の水着姿も含めてふんだんに出て来たりで、視聴者のツボをよく押さえていた。

ジャニーズに対してテレ東らしい遠慮のなさ

テレ東のジャニーズの使い方も、日テレやTBSとかでは絶対にありえないような遠慮のなさが光っていた。18歳の近藤真彦が水泳大会で海パン一丁で歌っている映像を長々と流したり、同じ頃とみられる近藤真彦が松本伊代の背後で手拍子しているちょっと恥ずかしい姿をアップにしてみたり。番組冒頭でMCの国分が水上バイクで登場させられていきなりスーツに水がかかってしまって、「音楽番組にこれ必要ですか？」とむっとしたり、モーニング娘OGと一緒に国分もちょっと踊ってみたり、ジャニーズJr.時代の国分太一の笑える画を出してみたり。また、デビューしたばかりのKing & Princeが諸先輩たちを差し置いて、ジャニーズ内ではトリのV6の直前の出演という、破格の待遇だった。

ジャニーズに遠慮なく、昔の6人時代のSMAPが歌っている映像を、かなりの尺を使って流していた。しかも、ジャニーズ事務所を去った草彅剛、香取慎吾、稲垣吾郎、森且行をそれぞれアップにして名前をテロップに示し、結構な時間を割いて映像を流していた。アイドル時代の工藤静香が歌っているVTRも、かなり詳しく紹介されていた。

Hey! Say! JUMPあたりは、6時台にさっさと歌の出番は終わってしまったのに、ずーっとスタジオに座らされて、出ずっぱりだった。「マエヲムケ」のステージ披露の直前に、MC国分太一が突然「圭人、頑張れよ！」と呼びかけたが、岡本には一切発言の機会が与えられず、ダンスを頑張れなのか、留学を頑張れなのか、何のことだか謎のまま放っておかれた。

番組冒頭に国分が水上バイクでいきなりスーツが水で濡れてしまうと、岸で迎えた後輩たちが戸惑っている中で亀梨和也が「後でドライヤーで乾かしに行きますから」と気配り発言をしていた。スタジオでKAT-TUNはかなり長時間座らされていて、亀梨も中丸もトーク慣れしているが、発言の機会は少なかった。それでも亀梨がドンキによく行って大きな氷を買ったりしていると明かしたり、アドリブらしき発言も出ていた。

国分がV6森田に嫌われているというネタをテレ東でも展開

スタジオトークで面白かったのは、ここ数年、国分太一とV6の森田剛が不仲、正確には森田が一方的に国分を避けているというネタを日テレ系の「THE MUSIC DAY」でやっていたのが、今回「テレ東音楽祭 2018」でも繰り広げられたことだ。

今回森田はスタジオで国分の隣の席に座らされ、いろんな過去のメドレー映像などが流れた後に、満を持して国分が森田に「森田くん、こんばんは」と話しかけると、観客席のファンが沸いた。森田は「こんばんは」と応じ、国分が「懐かしいメドレーとかいっぱいありましたね」と言うと、森田は「泣けますね」と返した。しかし、国分が「気になったのありますか？」と尋ねると、森田は「話しかけないでもらっていいですか」と言って、会話を打ち切った。TOKIOはもう「THE MUSIC DAY」には出ないだろうから、森田と国分の不仲ネタの舞台が「テレ東音楽祭」に移されたようだ。

KinKi Kidsは別のスタジオから生出演

KinKi Kidsは別の神谷町のスタジオからバンドと一緒の生演奏で2回ステージ・パフォーマンスを行った。

番組冒頭には、KinKi Kidsは顔見せだけで登場した。その後、堂本光一だけテーブル席に残り、隣の後藤真希から「光一さん、盛り上げてください」と頼まれたら、光一があっさりと「そういうの僕苦手なんで」と即答して、後藤を困惑させていたのには笑えた。

KinKi Kidsは「愛されるより愛したい」と、衣装を着替えて「ジェットコースター・ロマンス」を披露した。ステージ直前に堂本剛は国分に突発性難聴について「治ってきてるんですか？」と聞かれ、「まあ、ちょろっとですね。ちょっと付き合いながらっていう感じで」と、完治していない現状を隠さなかった。剛は相変わらずヘッドフォンで左耳の音をオフにしていて、ドラムなどの響く楽器との間に透明なパーティションを立てて対策していた。

KinKi Kidsの出番が全て終了してから、光一と剛がまだ中学時代に初々しい姿で歌っているお宝映像を流すという段取りだった。

関ジャニ∞メインボーカル渋谷すばるの貴重な姿

関ジャニ∞はUSJでの収録VTRでの出演だった。「これが渋谷すばるさんの最後の『テレ東音楽祭』出演」と紹介されていたが、ジャニーズをやめたら二度と「テレ東音楽祭」には呼んでもらえないという意味なのだろうか？それはともかく、7人の関ジャニ∞の中心で熱唱する渋谷の姿があと半月ほどで見納めだと思うと、何とも言えない寂しさがあった。関ジャニ∞の出番の終わりに国分が「すばる、ありがとう！」と言った。

最後はV6とみんなで大合唱で盛り上がる

別スタジオにいたKinKi Kidsは最後まで残っていなかったが、メインのスタジオでは最後にV6の「WAになっておどろう」を、残っていた出演者全員（ジャニーズ勢や乃木坂46など）で大合唱したのが良かった。NHK紅白歌合戦のラストのようなかしこまった全員集合ではなく、アットホームで盛り上がって、とても楽しそうだった。いい雰囲気で5時間生放送を終われたと思う。

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*KinKi Kidsの2018年7月25日発売の「KinKi Kids CONCERT 20.2.21 –Everything happens for a reason-」Blu-ray/DVDは2017年12月のフルオーケストラ参加の東京ドームコンサートの映像化商品。Blu-rayとDVDがそれぞれ初回盤と通常盤の2形態で販売。初回盤にはライブ音源からセレクトした全13曲のLIVE CD –Grand Orchestra Mix- を収録。通常盤には京セラドーム大阪公演のみで披露したHappy Happy Greetingと光一Happy Birthdayの映像を追加収録。店舗により先着特典でミニポスターが付く。