ジャニー社長の後任に滝沢秀明が指名され、舞台演出の先輩の堂本光一が選ばれなかったと言われても…: ランダムビュー

ジャニー社長の後任に滝沢秀明が指名され、舞台演出の先輩の堂本光一が選ばれなかったと言われても…

2018年08月31日

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8月30日発売の「週刊文春」2018年9月6日号で、大病を患って先が長くないと思っている可能性のあるジャニー喜多川社長が、自らの後継者に滝沢秀明を指名したと報じられたことで、滝沢より先輩で舞台演出をずっとやってきたKinKi Kidsの堂本光一が選ばれなかったことを、週刊女性PRIMEが取り上げている（週刊女性PRIMEの2018年8月31日付「滝沢秀明がジャニーズの後継者に指名のウラで “選ばれなった”光一」）。

確かに、光一は滝沢以上に自ら座長を務め演出や若手育成も手掛けてきたから、もしジャニー氏が滝沢を指名したポジションが単に「舞台演出総括」みたいな役職だけであれば、光一はショックを受けているかもしれない。もう「Endless SHOCK」をやる気が失せたとか？

だが、既に滝沢がジャニー氏の代わりにジャニーズJr.の売り込みにテレビ局詣でをしていると報じられているように、ジャニー氏が滝沢にやらせようとしているのは、舞台演出のトップにとどまらないとみられる。

滝川がジャニーズ事務所の次期「社長」に指名されたのかどうかは不明で、既にメリー＆ジュリー副社長が滝沢の社長登用に猛反対してそのプランを頓挫させたらしいとの見方もある（サイゾーウーマンの記事）。それでも、滝沢には企業経営のトップあるいはトップに近い役職が期待されているとみられる。

KinKi Kidsはジャニー派のトップグループだ。KinKi Kidsの光一・剛はバラエティー番組などでよく「ジャニーさん」の話をしており、ジャニー社長と仲良しなのは昔から知られているが、彼らが「ジュリーさん」の話をすることはあり得ない。ジャニー派と言えば、他にはマネージメント本部にジュリー氏が引き取らなかったA.B.C-Zとふぉ～ゆ～とジャニーズJr.が少なくともいるとみられている。

KinKi Kidsと滝沢の決定的な違いは、KinKi Kidsはグループでもソロでも、アーティストとして大成功していることと、会社経営者的なタイプではないことだ。一方、滝沢は所属していたタッキー＆翼はCD売上が不振で、いろいろあって2017年9月に活動休止に追い込まれた。一方で、滝沢は毎年ほとんど全員のジャニタレを集めたジャニー社長の誕生パーティーを仕切っているように、座長・光一以上にリーダーシップに長けている。

芸能事務所に限らず、大きな会社の社長あるいはそれに近い幹部職となると、きれいごとばかり言っておられず、時には人に言うのもはばかられるような泥仕事や残酷なこともやらなければならない。

しかし、光一や剛はそんなことに時間とエネルギーを費やすよりも、ソロやKinKi Kidsとしてのアーティスト活動で邁進して輝いているべき人間だ。剛が経営者タイプとはほど遠いことはファンならよく分かっているが、光一にしても、ジャニーズJr.を売り込みにテレビ局巡りをしたり、所属タレントのスキャンダル対策のマネージメント会議に出たりするのは考えられず、そんなことよりアーティストとしてステージに立ち、テレビに出演してもらいたい、と誰もが思っているはずだ。ジャニー氏だって、それくらい分かっている。適所適材、それがすべてだ。

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*KinKi Kidsの2018年12月19日発売の40thシングル「会いたい、会いたい、会えない。」の表題曲は久保田利伸書き下ろしによるミディアムバラードの珠玉のラブソング。シングルはDVD付初回盤A、DVD付初回盤B、通常盤の3形態で販売。初回盤Aの付属DVDには「会いたい、会いたい、会えない。」のMVを収録。初回盤Bの付属DVDには「会いたい、会いたい、会えない。」のLive Music Clipを収録し、CDには「SNOW TEARS」を追加収録。通常盤には「Give me your love」「名もなき未来」を追加収録。店舗により先着外付け特典として形態ごとに異なるクリアファイルが付く。シングル「会いたい、会いたい、会えない。」レビューは2018年12月18日付「KinKi Kids『会いたい、会いたい、会えない。』感想―名曲とライブ映像がファンへのプレゼント」を参照。