KinKi Kidsが年末年始ドーム公演なしの歴史的決定、これはジャニー社長引退絡みの活動休止や解散の前触れだろうか？: ランダムビュー

KinKi Kidsが年末年始ドーム公演なしの歴史的決定、これはジャニー社長引退絡みの活動休止や解散の前触れだろうか？

2018年10月03日

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KinKi Kidsのファミリークラブ（ファンクラブ）会員向けに、事務局から、2018年10月2日夕方に告知があった。大切なお知らせとして、21年間続けた年末年始のドーム公演は今年はお休み、とあった。

理由は堂本剛の突発性難聴が、ドームクラスの音圧に耐えうるまでに回復していないからだそうだ。

え、だって去年は年末に東京ドーム、年越しと正月には京セラドーム大阪でコンサートをしたではないか！　去年ドーム公演に行った筆者を含むファンが叫ぶのはもっともだが、去年は剛の耳の状態に配慮して、通常とは違ったフルオーケストラでアコースティック中心のコンサートだった。つまり、激しい曲はなかった。それでも、剛本人がステージ上で「無理して立っています」と明かしていた。また、今年になって、剛は耳の具合がまた悪化したとラジオで言っていたこともあった（4月15日付記事参照）。

フルオーケストラで4公演だったから、人件費も嵩んだんだろうな、と思った。そのため、花道を作らず、通常よりも客席を多く詰め込んだのだと理解していた。それでもおそらく、いつものコンサートに比べて採算が悪化しただろう。

KinKi Kidsのドーム公演は、デビューの翌年の1998年12月末にはもう開催していた。それ以来、毎年光一の誕生日の1月1日を含め、必ず開催していたはずだ。その年末年始のドーム公演がついに途絶えるとは、KinKi Kidsの一大事だ。

もしかして、これはKinKi Kidsの活動休止とか解散の前触れなのだろうか？　

まさか、KinKi Kidsがジャニー派だから、年末年始のドーム公演をジュリー派のグループに譲れと命じられたとか？　これはジャニーズの若手グループが京セラドーム大阪で単独カウコン開催を発表するかどうかで察しがつく。会場はとっくに（おそらく1年近く前から）ジャニーズが押さえていただろうから。

あるいは光一と剛が不仲だから、剛の難聴が完治していないから"渡りに船"で年末年始公演なしを決めたとか？　筆者はこの可能性が結構あるのではないかと懸念している。ファンなら、ドーム公演がダメならアリーナ・クラスでもいいのに、と思っているはずだが、コンサート自体する気がないようだ（といっても今から新たに年末用の会場を確保することは不可能だろうけど）。ならば、大晦日のNHK紅白歌合戦に出して欲しい。剛は今年NHKホールでソロライブができたから、音響的には問題ないはずだ（でもジャニーズ枠が増えなければ、ジュリー派優先だからKinKi Kidsまで順番が回って来ないだろう）。

ちなみに、元旦の光一の誕生日をファンの前で祝ってもらう機会がなくなるとすれば、これも光一ファンには一大事だろう。まさか盛大な40歳のお誕生日祝いが嫌だから、というのもドーム公演をやらないことに決めた理由の一つだったりして？　今年に入り「KinKi Kidsのブンブブーン」で誕生祝をめぐってプチ揉め事もあった（5月5日付記事参照）。光一だけ単独でカウコンに出れば、一瞬だけ祝ってもらえるとは思うが、カウコンは短時間に超詰め込みでバタバタするからキンキコンのようにじっくりとお誕生会はできない。ファンはふぉ～ゆ～とかと一緒に年越しソロコンをすれば誕生祝ができそうと思うかもしれないが、今からでは会場確保が無理だし、ソロ新曲なしのライブ開催はカッコ悪いし、カウコンに出ないと「やっぱりジャニー派だから疎外されている」と言われるだけだ。

告知によると、KinKi Kidsの音楽活動自体は継続することになっていて、具体的には次のシングル「会いたい、会いたい、会えない。」（ジュエリーブランド「ビジュード」のCMソング）発売に向けて制作進行中だという。剛はラジオで8月発売のソロシングルと同じ頃に別件レコーディングもしたことを示唆していたから、新曲レコーディングは既に終わっているのだろう。

でも、新作アルバムの予定には一切触れられていない。ニューアルバムができないからそれを引っ提げたコンサートもできない、というのがドーム公演休止のもう一つの重大な理由なのではないのか？　前回のシングル「Topaz Love」は去年のドーム公演で既に歌っていた。新たなシングル曲が僅かしかない中で、アコースティック中心となると、セットリストが去年とほぼ同じになってしまうから、コンサートを躊躇したのではないのか？

KinKi Kids活動休止や解散の前触れか？

「KinKi Kids解散希望」と日頃から公言してきたオンリーファン、特に光一アンリー・ファンは、ドーム公演ナシの決定が、活動休止とか解散につながるかもしれないから、むしろ喜んでいるかもしれない。剛が10月16日～11月12日にまた独演会「小喜利」を開催することが決まると、去年のトレエン斉藤らの光一葬式ネタを蒸し返す人が出ていて（その記事のアクセスが急増）、アンリー・ファンによるKinKi Kids解散コールがまた少し増えている感じがある。

ただ、アンリーの人たちは、KinKi Kidsが解散したら「KinKi Kidsのブンブブーン」も打ち切りになって、光一や剛のテレビ露出が激減することは構わないのだろうか？　別々に新たなレギュラー番組を作ればいいなどと、単純に期待できない現状がある。ジャニー派の光一も剛も、ジャニーズでテレビと映画を掌握しているジュリー氏と近しくないから、優先してもらえない。テレビ局は光一・剛よりもキンプリに出て欲しい。

筆者は剛のファンだから、剛がKinKi Kidsを続けたいなら全力で応援する。ただ、今でも時々KinKi Kidsの「Ballad Selection」を聴いて感動することが結構あり、KinKi Kidsをやめてしまうのは、あまりにももったいないと思っている。

一方で、2人が本当に不仲で、事務所幹部がお金になるからとにかく続けなさいと言うから仕方なく続けているのであれば、いくら音程が完璧であっても、いいハーモニーは生まれない。2人のハーモニーからよそよそしさが伝わってくるようなら、むしろ聴きたくない。実力派男性デュオならCHEMISTRY（やはり不仲で休止していたとの説があったが）や東方神起もいるが、彼らほどの熱意もなくKinKi Kidsをダラダラ続ければ見劣りするだけだ。

光一は舞台で共演中の井上芳雄について「ストレスを感じない」と言っていたが（7月18日付記事参照）、それは剛とならストレスを感じているという意味なのだろうか。光一はKinKi Kidsをやめたいとジャニー社長に相談したことを（その後やっぱり続ける気になったそうだが）、「日経エンタテインメント！」の自身の連載で堂々と書いていたが（2016年12月4日付記事参照）、またそういう気持ちになるかもしれないから心の準備をしててね、とファンにメッセージを送っているように思えた。

KinKi Kidsを続けるようアドバイスをしてくれたに違いないジャニー社長が引退した後、2人にKinKi Kidsを続けるインセンティブがどれだけあるかは不明というか怪しい。ジュリー氏はお金になるから続けてちょうだい、というだけだろう。ジャニーズ事務所は事務所の意思に反する要望（KinKi Kids解散希望）を主張するファンの思い通りにはさせないできたし、光一・剛は「ブンブブーン」で仲良さそうなところを見せて不仲説を一蹴してきた。だが、ジャニー社長が引退すれば、2人の心が離れないようアンカーになってくれる人が他にいるだろうか。光一も剛ももう貯金がいっぱいあるから、KinKi Kidsの収入を失っても大丈夫だろうし？。

もしジャニー社長の引退をきっかけにKinKi Kidsが活動休止とか解散になるなら、剛はソロ音楽活動に専念し、もしかしたら拠点を大好きな故郷・奈良に移すかもしれないという気がする。そのほうが、ストレスが減って、耳の調子が良くなるかもしれない。本人も、それが自分の心の声が主張していることだと分かっているのではないか。

一方、光一はドラマや映画に優先的に出させてもらえないため、舞台活動が中心になるから、公演中の「KNIGHT’S TALE」が来年以降も再演できるかどうかが、重要になってくるだろう。もちろんジャニーズ舞台の「Endless SHOCK」はライフワークとして続けるだろうが、後輩の滝沢秀明がジャニーズの舞台部門を仕切ることが決定して、心中穏やかでないかもしれない。

＊後続記事あり：
2018/10/27 KinKi Kidsが活動休止の方向で調整中との報、結局は光一がどうしたいか次第か

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*KinKi Kidsの2018年12月19日発売の40thシングル「会いたい、会いたい、会えない。」の表題曲は久保田利伸書き下ろしによるミディアムバラードの珠玉のラブソング。シングルはDVD付初回盤A、DVD付初回盤B、通常盤の3形態で販売。初回盤Aの付属DVDには「会いたい、会いたい、会えない。」のMVを収録。初回盤Bの付属DVDには「会いたい、会いたい、会えない。」のLive Music Clipを収録し、CDには「SNOW TEARS」を追加収録。通常盤には「Give me your love」「名もなき未来」を追加収録。店舗により先着外付け特典として形態ごとに異なるクリアファイルが付く。シングル「会いたい、会いたい、会えない。」レビューは2018年12月18日付「KinKi Kids『会いたい、会いたい、会えない。』感想―名曲とライブ映像がファンへのプレゼント」を参照。