フジ月9「SUITS」―織田裕二・鈴木保奈美の圧倒的存在感の中で中島裕翔もいい演技をしていた: ランダムビュー

フジ月9「SUITS」―織田裕二・鈴木保奈美の圧倒的存在感の中で中島裕翔もいい演技をしていた

2018年10月09日

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10月8日の織田裕二主演・中島裕翔出演のフジテレビ系月9ドラマ「SUITS/スーツ」第1話はとても面白かった。経歴詐称で弁護士になるのが荒唐無稽な気はしたが、ストーリー展開や俳優たちの演技力の魅力のほうがずっと大きかった。視聴率が14.2％（ビデオリサーチ、関東地区）と高水準だったのも違和感がない。

織田裕二と鈴木保奈美の存在感はさすがだった。アップになった50歳の織田裕二の顔を見て、ああ老けてきたな、という印象は否めなかったが、それでも見る者を魅了する演技だった。さらに美貌で圧倒的存在感があったのが鈴木保奈美だった。

筆者は1991年にこの2人が共演した「東京ラブストーリー」は観ていないが、当時観ていた視聴者には27年ぶりのこの2人の共演に、主題歌がB’zの新曲「WOLF」というのは、きっとたまらない組み合わせなんだろうなと思った。

中島裕翔は、こんな大物たちの中で、しっかりと自分の持ち味を出す、いい演技をしていた。出番がとても多く、準主役と言える重要な役だ。最初のほうで、黒いサングラスで麻薬取引の現金運び人をやらされているシーンもなかなかよかった。注目度が高いドラマで、織田裕二のバディ役とは、いい役がもらえた。映画「僕らのごはんは明日で待ってる」で共演した新木優子と再び共演している。

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