BTSはグループ名「防弾少年団」が最初「恥ずかしかった」、大ブレイク前には女性アイドルの踊りも完コピ（「週刊K-POPアイドル」お宝映像）: ランダムビュー

BTSはグループ名「防弾少年団」が最初「恥ずかしかった」、大ブレイク前には女性アイドルの踊りも完コピ（「週刊K-POPアイドル」お宝映像）

2018年12月07日

BTS 防弾少年団 BTS ジョングク BTS ジミン BTS RM 英語力週刊K-POPアイドル BTS

韓国の世界的大人気のヒップホップ・アイドルグループのBTS（防弾少年団）が、世界的大ブレイク前に3回出演した韓国の人気バラエティー番組「週刊K-POPアイドル」が、2018年12月4・5日にMUSIC ON! TV（エムオン!）で日本語字幕付きで放送された。

今となっては貴重なお宝映像だ。というのも、今だったら世界的スターとなったBTSにはとても頼めないようなムチャぶりや雑な扱いがなされていたのだ。

BTSがこの番組の「今週のアイドル」というコーナーに出演したのは、1回目が2013年6月13日のデビュー後まだ10カ月の2014年4月30日放送回で、当時最年少のジョングクはまだ17歳の高校生だった。2回目が売れっ子になってきた2015年6月17日放送回で、BTSのメンバーたちはすっかりあか抜けていた。そして、3回目が2015年12月16日放送回だった。その後世界的スターとなったBTSは、ムチャぶりをさせられたこの番組に2度と出ていない。

「防弾少年団」というグループ名は最初「恥ずかしかった」

初出演時には2人の男性MCが「防弾少年団」（Bangtan Sonyeondan バンタンソニョンダン）という珍しいグループ名を話題にして、「普通グループ名は、発音しやすくて、海外のウケもいいように付けるよね。不満はなかった？」と尋ねた。

これにリーダーのRM（当時は「ラップ・モンスター」）が「ありました（笑）。最初は」と答えると、SUGAが「恥ずかしかったです」と述べた。

「防弾少年団」というグループ名はオーディション段階から存在していたはずだが、K-POPで国際的に活躍していたグループ（BIGBANGや東方神起など）がカッコよくスタイリッシュな名前であることが多かったことを考えれば、BTSの少年たちが「防弾少年団」と言う名前で恥ずかしかったのは、分からなくもない。

その後、BTSが世界的に大ブレイクした2017年7月に、BTSのもう一つの意味「Beyond The Scene」（成長していく青春、今よりもさらに成長・進化していく）が付け加えられた。おそらく英語圏でカッコいい名前にしたかったのだろう。

RMは英語が得意で頭脳明晰、でも料理ができず包丁の持ち方を知らなかった

初出演時には、各メンバーが情報が書かれたボードと共に紹介された。リーダーのRM（当時は「ラップ・モンスター」）は、ラップの英語の発音をMCに褒められた。TOEICの点数について問われ、RMは「中学2年の時に850点でした」と語り、その年齢にしては優秀だったと褒められた。一方、ボードには「TOEIC900点の優等生」と書かれていた。

さらにボードには、「模擬テストの成績：全国1％以内」「スピーチ・読書関連の賞を50以上獲得」とも書かれていた。RMは英語が得意で頭脳明晰なのだ。

2018年秋の日本での騒動の際に、フジテレビ系「直撃LIVEグッデイ！」でMCの高橋克実は、RMの国連でのスピーチについて「どうせライターが書いたんでしょう」と無礼な発言をした。BTSファンは絶対に高橋を許さない。

一方、3回目の出演回で、RMが料理が全くダメで、フライパンを焦がしてしまうことが、他のメンバーに暴露された。包丁でタマネギのみじん切りにさせられたが、RMが包丁の持ち方も知らないことが明かになった。料理が得意なJINが、RMに包丁の使い方を指導したが、手を切りそうでハラハラした。

BTSのダンスの実力がいろんな角度から試された

BTSはこの番組の3回の出演回の全てで、得意のダンスの実力をいろんな角度から試された。

3回とも、「ランダム・プレイ・ダンス」と称して、BTSの曲がランダムに切り替わる中で真剣勝負のダンスをさせられた。間違えたら罰ゲームだ。1つの曲を踊っている最中に突然別の曲に切り替わったり、同じ曲の別の部分にサウンドが飛ぶから、各メンバーは自分の立ち位置に慌てて移動しなければならなかった。ダンス・リーダーのJ-HOPEが断トツで上手かった。

メンバーの中ではダンスが苦手な（でも一般的アイドルよりは上手な）JINは、体がとても柔軟だった。初出演回にJINは、仰向けでお腹を上に突き出すバク転のポーズをして両手を床に付いたまま歩行する「ブリッジ歩き」という特技を披露した。

また、2人の超イケメン・Vとジョングクは、「ミミズダンス」を披露した。腹ばいになり、両手と腹筋の力だけで上下に大きく体を動かしながら前進するという技だった。

JIMINは最終回のファンの電話コメントで、釜山芸術高校に首席で入学したことを暴露され、そうだと認めていた。専攻は「モダンダンス」だったとのことで、その場でアーティスティックなモダンダンスを即興で踊らされた。それにしても、韓国のファンが「愛してます！」とストレートに言うのに驚いた。

ガールズグループのキュートなお色気ダンスも完コピ

ダンスの達人のBTSメンバーたちは、韓国のガールズグループの可愛くセクシーなダンスを完コピするのも得意だった。

初出演回で、メンバーたちが韓国のガールズグループのダンスを踊れるという話題になった。JIMINが「全員得意です」と述べ、JIMIN、ジョングク、J-HOPEが少女時代などの幾つかのガールズグループの曲がかかる中、彼女たちの可愛くセクシーな踊りを次々と再現して見せた。もちろん腰振りダンスもだ。

さらに、3回目の出演時には、7人のメンバー全員が「親しくなりたいガールズグループ」の名前を事前に挙げさせられていて、JIN、JIMIN、J-HOPEがRed Velvet、SUGAとVとRMが少女時代、ジョングクがIUとの回答だった。

それから、1人ずつガールズグループのダンスを踊らされた。可愛くセクシーな腰つきの踊りを完璧に再現していた。こんなこと、世界的スターとなった今でも頼まれたらやるのだろうか。

その後世界的スターになるBTSに今ではあり得ないムチャぶり

上記の「ランダム・プレイ・ダンス」では、踊っている最中に突然曲が変わって、次の曲の立ち位置や振付が直ぐに分からず立ち往生すると、罰ゲームをさせられた。

今やBTSは世界的大スターで、3回目の出演時の2015年末時点でも既に相当売れていたのに、男性MC陣と体密着ハグとか、ミスをしたメンバー同士で頬にキスという、かなりムチャぶり的な罰ゲームだった。

日本では男同士でふざけてマウス・トゥ・マウスのキスをしても割と平気そうにしているタレントもいる。しかし、BTSのメンバーたちは、メンバー同士で頬にキスとかMCのオジサンと体密着ハグという罰ゲームを心底嫌がった。傍らで見守っているメンバーたちも嫌そうに顔をしかめていた。それでも空気を読み、悲鳴を上げながらも、断らずに罰ゲームを何とかこなした。

だが、その後BTSはムチャぶりさせられたこの番組に出演していない。いずれにせよ、大スターとなった今、BTSが嫌がる罰ゲームをムチャぶりなどできなくなっているだろう。

また、2回目の出演回では、番組が密かにBTSのメンバーたちの「恥ずかしい動画」を入手して流し、メンバーたちを凍り付かせた。

この「恥ずかしい動画」は画質が悪かったが、メンバーたちが変な髪型とメークで登場していた。JINの説明によると、「日本のモバイルゲーム社で撮ったものです」とのことだった。スマホ用のゲームに出演したということだろう。

それから、この動画の内容に沿ってということで、歯の浮くような女性に対する告白・口説きのセリフを韓国語でやらされることになり、BTSメンバーたちは心底嫌がった。どうやら、日本のモバイルゲームの撮影で言わされたセリフは恥ずかしすぎて、韓国国内では秘密にしておきたかったようだ。

Vは「本当に苦手なんです」と一生懸命訴えた挙句、観念して実行したが、ほんの少しやっただけで挫折した。ジョングクは照れて、棒読みして済ませた。

RMは「嫌だよ～」とうつむいていたが、意を決して役になり切って恥ずかしい口説き文句を語り始め、何とか最後までやりきった。

なお、2回目の出演回に、番組スタッフが急に退職したため、何とBTSの本物のマネージャーの男性が番組に登場し、画面にしっかり映りながら、BTSメンバーのうちゲームの勝者が食べる韓牛の焼肉を焼くのを手伝うという、普通あり得ないことが実行された。

MC陣に「マネージャーとして嬉しい時は？」と尋ねられると、このマネージャー氏は「1位になった時です」ときっぱりと答えていた。

* BTS番組情報
（2018年12月7日時点。動画配信は最新配信状況をご確認ください）
・Hulu「We Love BTS～原宿スイーツパーティー編～」独占配信中
・Hulu「We Love BTS～ラスベガス編～」独占配信中
・10/7(日)～フジテレビ系「ジャンクSPORTS」（毎週日曜19:00～19:57）のエンディングテーマ曲にBTS「FAKE LOVE」
・GYAO!でBTSの人気曲日本語版MVを無料配信中（「Airplane pt.2 -Japanese ver.-」は2019年5月6日まで）
・dTVで、BTS、EXO、SEVENTEEN、TWICEらが出演した「K-POPアイドルスタースポーツ選手権」を独占配信中。
･12/3(月)～1/31(木) dTVで米国人気トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー」のBTS出演回を日本語字幕付きで配信中。
12/8(土) 6:40～8:40 TBSチャンネル1「2017 BTS LIVE TRILOGY EPISODE III THE WINGS TOUR IN JAPAN ～SPECIAL EDITION～」（2017年10月15日京セラドーム公演）
12/10(月) 19:00～20:00 MTV「BTS(防弾少年団) Top10 (MV)」再放送
12/12(水) 17:00～Mnet（有料）でBTSも出演の「2018 MAMA」生中継
12/22(土) 19:00～20:00 MTV「BTS(防弾少年団) Top10 (MV)」再放送
12/23(日) 20:00～22:00 TBSチャンネル1「防弾少年団 1st JAPAN TOUR 2015『WAKE UP:OPEN YOUR EYES』」（2015年2月11日幕張メッセ公演）
12/23(日) 22:00～24:30 TBSチャンネル1「2015 BTS LIVE<花様年華 on stage>～Japan Edition～at YOKOHAMA ARENA」（2015年12月9日横浜アリーナ公演）
12/24(月) 20:30～23:10 TBSチャンネル1「2016 BTS LIVE<花様年華 on stage:epilogue>～Japan Edition～」（2016年8月14日国立代々木競技場第一体育館公演）
12/26(水) 9:00～11:00 MUSIC ON! TV（M-ON!）「BTS特集(MV)」再放送
12/28(金) 24:00～日テレプラス「2018 Asia Artist Awards」日本語字幕付きで再放送（BTS, TWICE, Wanna One, SEVENTEENなどが出演）
12/30(日) 19:00～20:00 MTV「BTS(防弾少年団) Top10 (MV)」再放送
注:日テレプラスとTBSチャンネル1および2はスカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりＴＶ、auひかりのいずれかと契約すれば視聴できる。Mnetもこれらのうちのいずれかの契約が必要で、さらにMnet（月額税別2,300円）申し込みを要する。

MUSIC ON! TVは、スカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりＴＶ、eo光テレビ、auひかり、スカパー！プレミアムサービス光のいずれかと契約すれば視聴できる。

スペースシャワーTVは、スカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりＴＶ、IPTV（auひかりまたはスカパー！プレミアムサービス光）のいずれかと契約すれば視聴できる。

MTVは、スカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、auひかりのいずれかと契約すれば視聴できる。

ミュージック・ジャパンTVは、スカパー！のプレミアムサービス、またはケーブルテレビと契約すれば視聴できる。

韓国アイドルランキング

にほんブログ村

*BTS (防弾少年団)が2018年4月に日本の2都市6公演で約9万人のファンと会った日本ファンミーティングが映像化され、DVDは2018年12月4日、Blu-rayは2018年12月28日に発売。横浜アリーナでの360度ステージ公演、東西会場のバックステージも撮影したメイキング映像、楽屋でのミニゲームまで収録。