[更新]KinKi Kids「会いたい、会いたい、会えない。」初日初週1位で記録更新、久保田利伸提供の名曲バラード、合算ランキングも1位: ランダムビュー

[更新]KinKi Kids「会いたい、会いたい、会えない。」初日初週1位で記録更新、久保田利伸提供の名曲バラード、合算ランキングも1位

2018年12月26日

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（更新: 初週売上・初週合算ランキングを追加）

KinKi Kidsの2018年12月19日発売の40枚目シングル「会いたい、会いたい、会えない。」のフラゲ日・12月18日の売上は、オリコン調べで11万5,482枚で、デイリー・シングルランキングで断トツの初日1位発進となった。初日売上は、同じ3種販売だった前作の2018年1月24日発売の「Topaz Love/DESTINY」の10万6,021枚を上回った。

初週売上は18万50枚で、週間シングルランキングでも初登場1位を獲得した。自身が持つ歴代1位記録の「シングル1位獲得連続年数」を1997年度から今年度（2019年度）までの23年連続に、「デビューからのシングル連続1位獲得作品数」を40作連続に更新した。なお、初週売上枚数は前作「Topaz Love/DESTINY」の19万8,361枚を下回った。

今作の表題曲「会いたい、会いたい、会えない。」は、日本のブラックミュージックのパイオニア的存在の久保田利伸が作詞作曲を担当したバラードで、筆者個人的にはKinKi Kidsの名曲バラードリストに是非入れたい、とても素敵な曲だと思っている。KinKi Kidsファン・久保田利伸ファンはもちろん、R&B系の音楽が好きな人にも、是非聴いてもらいたい。

また、初回盤Bの付属DVDに収録された、「会いたい、会いたい、会えない。」の観客なしのサロンコンサート風のライブ演奏映像は、年末年始のドーム・コンサートなしで寂しい思いをしているKinKi Kidsファンへのプレゼントだと思う（今作シングルについての詳細な感想は、2018年12月18日付　「KinKi Kids『会いたい、会いたい、会えない。』感想―名曲とライブ映像がファンへのプレゼント」を参照）。

初週売上が前作「Topaz Love/DESTINY」を下回った理由は、3種一括購入など、複数枚買った人が前作よりも少なかったためかもしれない。ECサイトの在庫状況を見る限り、今作はライブ映像DVD付の初回盤Bが最も人気があったとみられるが、たとえば初回盤Bを買った人の少なからざる人数が、今回は初回盤A購入を見送った可能性がある。前作は初回盤Aと初回盤Bで収録曲も違い、それぞれの付属DVDに魅力ある内容が用意されていた。今作は、初回盤Aの収録曲は初回盤Bにも入っている表題曲1曲のみで、付属DVDはMVだけが収録されており、これまで一緒に収録されてきたメイキング映像が今回はなかった。

「会いたい、会いたい、会えない。」デイリー売上（オリコン推計）

2018/12/18　　115,482　　累計
2018/12/19　　 28,697　　144,179
2018/12/20　　 15,346　　159,525
2018/12/21　　 6,851　　166,376
2018/12/22　　 7,799　　174,175
2018/12/23　　 5,817　　179,992
初週: 180,050枚 (1位)
合算初週pt: 180,050pt (1位)

注：初週売上はデイリー報告を行わない店舗の調整分が加わるため、デイリー推計の合計とは一致しない。

前作の初週売上：
「Topaz Love/DESTINY」　198,361枚

オリコン「合算シングルランキング」開始

なお、オリコンは新たに「合算シングルランキング」を導入した。CD売上枚数（1枚=1pt）＋デジタルダウンロードDL数（単曲2.5DL=1pt, シングルバンドルDL数１DL=1pt）＋ストリーミング再生数（300再生=1pt）の合計ポイント(pt)数でランキングが決定される。

ジャニーズの場合は原則CD販売のみなので、同じ週に配信に強いアーティストの新曲がリリースされていたり（最近の例だと星野源の「アイデア」単曲の初週18.8万DL）、ストリーミングに圧倒的に強いアーティストの楽曲が存在していれば、1位獲得が難しくなる場合もあると思われる。

今週のKinKi Kidsについては、CD売上（1枚=1pt）が圧倒的に強く、その他のポイントがゼロにもかかわらず、「合算シングルランキング」でも断トツ1位となった。