BTS展示会は大盛況だった/ Vの生放送での人助けと熱愛疑惑/ ギリシャで不細工呼ばわりで大炎上: ランダムビュー

BTS展示会は大盛況だった/ Vの生放送での人助けと熱愛疑惑/ ギリシャで不細工呼ばわりで大炎上

2019年01月11日

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韓国の世界的人気のヒップホップ・アイドルグループのBTS（防弾少年団）が東京・池袋サンシャインシティで開催中の展示会「24/7=Serendipity」（2018年12月26日～2019年1月12日）に行って来た。

毎日1時間40分ごとの5回の入れ替え制で、筆者が行った回は午後のまだ中高生の多くが学校にいる時間帯だったが、入場直前の広い待機部屋には、数百人が並んでいた。99％くらいが女性で、大学生くらいとみられる若い女性が多かったが、中には40～50代くらいとみられる女性もいた。待っている間にグッズ販売のオーダーシートを記入できた。

展示品は写真、動画、衣装、小道具、メンバーが手書き文字を書いた作品などだった。動画は全て撮影禁止だったが、写真の一部や小道具などは撮影可能だった。BGMにはもちろんBTSの曲が流れていた。

動画コンテンツは貴重だった。壁一面に、メンバーのダンスのレッスン・練習を収録したビデオが一挙に90本（縦6画面×横15画面）上映されていたところもあった。メンバーが1人ずつ個別に正装して、カメラ目線でインタビューに答えている映像もあった。壁一面の大スクリーンに、アリーナクラス以上の大規模な会場での迫力のライブの映像が流れていたものもあった。

写真もおびただしい数が展示されていた。BTSは2013年にデビューしてしばらくは、悪ガキ高校生軍団みたいなキャラで、RMなどはリーゼントにサングラスのワイルドなビジュアルの写真もあった。

その後世界進出が成功してくると、日本のアイドル市場に合わせたのか、BTSはキャラを変更し、男臭さやワイルドなイメージを一掃して、中性的なキャラになってきた。セレブ的なファッションの場面も増えた。2018年12月12日のさいたまスーパーアリーナでのMAMA授賞式イベントでは、全身ディオール(Dior)のブランドの服でコメント登壇した場面もあった（ Diorの公式Twitter で紹介）。

キャラ変せずにワイルドなままのビジュアルでいたら、ロシア南部でイスラム団体に「男らしくない」という理由でライブ映画上映を妨害されることもなかっただろうに。だが、それではアジアを含む世界のアイドル市場を制することは難しかったかもしれない。

撮影が許可された展示品の一つ

©ランダムビュー

ギリシャのテレビMCがBTSのジョングク・Vなど含め不細工呼ばわりし大炎上

最近放送されたギリシャのテレビ番組「Eutixeit」で、女性MCカテリーナがTC Candlerサイトが2018年末に発表した「世界で最もハンサムな顔100人」にBTSのジョングクが2位、BTSのVが5位、Wanna Oneのカン・ダニエルが11位、EXOのセフンが15位にランクインしたことを紹介した上で、「女みたいな顔をしている」と述べ、「韓国人男性はみな不細工」などと発言し、大炎上した。結局MCのカテリーナは、SNSで謝罪に追い込まれ、BTS応援動画までアップすることになった（スポーツソウルの記事を参照）。

ファンが目撃し拡散したVの生放送での人助けエピソードと熱愛疑惑

BTSのイケメンメンバーのVが2018年の大晦日の「2018 MBC歌謡大祭典」と2019年1月5・6日のソウル・高尺（コチョク）スカイドームで開催された韓国最大の音楽授賞式「第33回ゴールデンディスク・アワード」で取った行動が、テテ（V）ファンに注目され、SNSで大いに話題となった。

憧れの（？）少女時代のユナに助け船、熱愛疑惑も？

2018年の大晦日に有料放送のKNTVが生中継した「2018 MBC歌謡大祭典」に、日本のNHK紅白歌合戦からオファーのなかった東方神起やBTSをはじめとするK-POPの有名アーティストらが勢揃いした（KNTVが2019年1月27日15時45分より日本初となる字幕付きで再放送予定）。

そこでなぜかBTSのVとMCの"少女時代"のユナとの熱愛を疑わせるようなシーンがあって、一部のBTSファンをやきもきさせた。

大勢の出演者がステージに勢ぞろいした際に、MCの1人だったユナのすぐ後ろに、彼女を挟むようにBTSのVとJIMINが立っていたが、別のMCが喋っている間に、なぜかVとユナが内緒話を始めた。その後、ユナがMCとして喋ったりして、最後に全員がステージからハケる際に、ほんの一瞬だがVとユナが肩を組んでいた。

テテ（V）ファンはひたすらVの言動の一部始終のみを注視していたから、まさかの熱愛を疑ってSNSで荒れた者もいた。ちなみに、ユナは韓国の芸能界ではBTSの大先輩だが、最近の若い韓国外のファンには少女時代を知らない人も多い。

しかし、真相はこうだったと思われる。年男・年女が呼ばれた時にSEVENTEENのジョシュアが漏れていたとVがユナに耳打ちし、その後ユナが無事ジョシュアを呼んでコメントしてもらい、ジョシュアがVに感謝し、最後に全員がステージからハケる際にVがユナと肩を一瞬組んでいた。失敗しなくてよかったね、と単に喜び合っただけだろう。

なお、Vが生まれて初めて買ったアルバムが少女時代の「Gee」（2009年）だというから、Vは元々少女時代のファンだった。また、韓国で2015年12月16日放送された「週刊K-POPアイドル」の中で、「親しくなりたいガールズグループ」との質問にRMとVは「少女時代」と答えていた（2018年12月7日付「BTSはグループ名『防弾少年団』が最初『恥ずかしかった』、大ブレイク前には女性アイドルの踊りも完コピ（「週刊K-POPアイドル」お宝映像）を参照）。

先輩ボーイズグループに助け船

一方、2019年1月5・6日のソウル・高尺（コチョク）スカイドームで開催された韓国最大の音楽授賞式「第33回ゴールデンディスク・アワード」で、BTSは2年連続でアルバム部門の大賞を受賞したが、その際に出演アーティスト席エリアでVが先輩ボーイズグループに対してとった助け舟行動を、ファンが称賛している。

4人組のNU’EST W用の席に、椅子が3脚しか用意してなかった。ファンはステージそっちのけでこの問題がどうなるかを注視していたところ、NU’EST Wの4人は話し合った末に、最年長と最年少のメンバーの2人が椅子に座り、他の2人が立つという選択をした。長丁場の授賞式なので、立っているメンバーが辛いだろうと誰もが予想した。

しかし、彼らの隣に座っていたBTSのVは、NU’EST Wの椅子が足りないことに気づくと、キョロキョロし始めた。おそらく余っている椅子がないか探したのだろう。そして、Vは誰も座っていない椅子を1脚、彼らのところに運んで来た。

これにNU’EST Wの4人は驚いたように立ち上がって、Vにお辞儀をした。その様子をVの背後に立つJIMINも笑顔で見守った。自分の席に戻ったVに、JIMINがハイタッチした。

その後NU’EST Wの4人がステージに上がるためいなくなると、JIMINが何やらVに話しかけた。おそらく、Vが運んだ椅子を元に戻すよう勧めたのだろう。そして、Vは自分が持って来た椅子を元の場所に戻し、再びJIMINとハイタッチした。

ちなみに、VとJIMINのこの一連の行動を、すぐ後ろに座っていたガールズグループのIZ*ONE（アイズワン）のメンバーたちや、他のBTSのメンバーたちは、気づいてはいたようだが、ポーカーフェイスを保った。

「第33回ゴールデンディスク・アワード」の模様はオンライン動画サービスParaviで独占配信中だ（2019年1月11日現在）。

* BTS番組情報
（2019年1月11日時点。動画配信は最新配信状況をご確認ください）
・Hulu「We Love BTS～原宿スイーツパーティー編～」独占配信中
・Hulu「We Love BTS～ラスベガス編～」独占配信中
・GYAO!でBTSの人気曲日本語版MVを無料配信中（「Airplane pt.2 -Japanese ver.-」は2019年5月6日まで）
・dTVで、BTS、EXO、SEVENTEEN、TWICEらが出演した「K-POPアイドルスタースポーツ選手権」を独占配信中。
･12/3(月)～1/31(木) dTVで米国人気トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー」のBTS出演回を日本語字幕付きで配信中。
1/12(土) 15:05～ KBS World「2018 KBS 歌謡祭」日本語字幕付きで再放送（BTS, EXO、TWICE, Wanna One, SEVENTEENなどが出演）
1/15(火) 18:50～22:30 TBSチャンネル2「ソウルミュージックアワード 2019」独占生中継（BTS、Wanna One、SEVENTEEN、TWICEらが出演予定）
1/23(水) 17:30～ Mnet（有料）「2018 MAMA FANS' CHOICE in JAPAN」字幕なし再放送（字幕付は2月放送予定）
1/25(金) 24:00～日テレプラス「2018 Asia Artist Awards」日本語字幕付きで再放送（BTS, TWICE, Wanna One, SEVENTEEN、BTSの振付師・プロデューサーなどが出演）
1/27(日) 15:45～20:00 KNTV(有料)「2018 MBC 歌謡大祭典: The Live」日本語字幕付きで再放送（BTS, 東方神起, EXO、TWICE, Wanna One, SEVENTEENなどが出演）
2/2(土) 23:00～25:00 MUSIC ON! TV（M-ON!）「BTS(防弾少年団)MV特集」再放送
2/2(土) 25:45～日テレプラス「2018 Asia Artist Awards」日本語字幕付きで再放送（BTS, TWICE, Wanna One, SEVENTEEN、BTSの振付師・プロデューサーなどが出演）
2/23(土) 17:30～19:30 MUSIC ON! TV（M-ON!）「BTS(防弾少年団)MV特集」再放送

注:日テレプラスとTBSチャンネル1および2はスカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりＴＶ、auひかりのいずれかと契約すれば視聴できる。

KBS Worldは、スカパー！、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりＴＶ、auひかり、スカパー！プレミアムサービス光、dTVチャンネル（一部編成が異なる）、Amazonプライム会員向けのAmazon Prime Videoチャンネル（VODコンテンツ追加料金込み、一部編成が異なる）のいずれかと契約すれば視聴できる。

Mnetはスカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりＴＶ、auひかりのいずれかと契約した上で、さらにMnet（月額税別2,300円）に申し込めば視聴できる。

MUSIC ON! TVは、スカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりＴＶ、eo光テレビ、auひかり、スカパー！プレミアムサービス光のいずれかと契約すれば視聴できる。

スペースシャワーTVは、スカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりＴＶ、IPTV（auひかりまたはスカパー！プレミアムサービス光）のいずれかと契約すれば視聴できる。

MTVは、スカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、auひかりのいずれかと契約すれば視聴できる。

ミュージック・ジャパンTVは、スカパー！のプレミアムサービス、またはケーブルテレビと契約すれば視聴できる。

KNTVは、スカパー！プレミアムサービス、スカパー！プレミアムサービス光、ひかりTV、J:COM、ケーブルテレビのいずれかと契約した上で、オプションで（追加料金を払って）KNTV視聴を申し込めば視聴できる。

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*BTS (防弾少年団)が2018年4月に日本の2都市6公演で約9万人のファンと会った日本ファンミーティングが映像化され、DVDは2018年12月4日、Blu-rayは2018年12月28日に発売。横浜アリーナでの360度ステージ公演、東西会場のバックステージも撮影したメイキング映像、楽屋でのミニゲームまで収録。