BTS福岡ファイナル公演のライブビューイング―圧巻の歌とダンスの生中継で幸せ: ランダムビュー

BTS福岡ファイナル公演のライブビューイング―圧巻の歌とダンスの生中継で幸せ

2019年02月18日

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韓国の世界的人気のヒップホップ・アイドルグループのBTS（防弾少年団）の初の日本4大ドームツアー「BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF’ ～JAPAN EDITION～」のファイナルの2019年2月17日の福岡ヤフオク！ドーム公演のライブビューイングに行って来た。

筆者にとっては、BTSのドームツアー2日目の2018年11月14日の東京ドーム公演以来の、BTSのライブステージだった（東京ドーム公演レポートは2018年11月15日付「BTS東京ドーム2018年11月14日―歌もダンスも凄かった」を参照）。

リアルタイムでBTSの圧巻の歌とダンスを大スクリーンで見ることができ、大興奮のライブビューイングだった。毎回思うが、歌もダンスも最高に素晴らしい、唯一無二のグループだ。

同時ライブビューイングで大迫力のステージをリアルタイムで鑑賞

今回のドームツアーのファイナル公演は、全国200以上の映画館で同時ライブビューイングが実施され、筆者は第2志望の映画館で当選できた。そこは500人弱の規模の会場だったが、前売り段階で完売していて満席だった。観客の9割以上が女性で、10代20代だけでなく、30～50代も結構いたし、母娘で来ている人もいた。

同時ライブビューイングでは、時折通信障害なのか画面が乱れることもあったが、それでもリアルタイムでBTSの圧巻の歌とダンスのステージ・パフォーマンスを大スクリーンで見ることができて、幸せだった。

映画館には「アミボム」（BTSの公式ペンライト、ARMY Bomb）持参の人も結構いて、福岡ヤフオク！ドームの観客同様、拍手や歓声を上げながらの大興奮の生鑑賞だった。

BTS登場前のMV映像の段階からファンの掛け声が始まり、BTSが登場して最初の曲が「IDOL」という盛り上がりやすい曲で花火の演出もあったので、いきなりテンションMAXになった。また、銀テープも終盤を待たずに、複数回舞い降りていた。

セットリストはB、ジミンとVの髪色が変わる

BTSの今回のワールドツアーのセットリストはA・B・Cの3通りあるとのことだが、日本ではメドレー部分を入れ替えたBとCが大体交互に採用されていた。福岡公演は2日間あって、初日がCで、2日目つまりファイナルはBだった。

巻末にファイナルのセトリを示したが、Cとの違いはメドレー部分で、Bでは「Boyz with Fun -Japanese ver.-（フンタン少年団）」「Attack on Bangtan -Japanese ver.-（進撃の防弾）」「FIRE -Japanese ver.-」「Baepsae -Japaense ver.-（ベップセ）」「DOPE」と、初期からの力強いヒップホップ曲が続いたことだ。

日本時間のつい6日前の米国グラミー賞の時まではジミンの髪は紫っぽいピンク色だったが、福岡では金髪に変わっていた。また、Vの髪は暗いからはっきりとは分からなかったが、もはやミント色ではなく、銀髪（もしくは銀に近い金髪）に見えた。ジョングクとJ-HOPEは黒髪だった。ジンは茶色っぽい金髪で、残りのメンバーも概ね金髪っぽかった。

歌もダンスも素晴らしい、仲の良さも魅力

改めて、BTSのステージ・パフォーマンスは素晴らしく、カッコよく、釘付けになった。大スクリーンだから、メンバーがハードなダンスで汗だくになっているのがよく分かった。それでも懸命に呼吸を整えて、ボーカリストはしっかり歌っていて、ラッパーの3人（RM、シュガ、J-HOPE）もそれぞれ個性豊かなラップをこなしていた。

東京ドームの時も感動したが、4人のボーカリスト（ジョングク、ジミン、V、ジン）がダンスなしで情感豊かに歌い上げる名曲バラード「The Truth Untold（伝えられなかった真心）」は、やはり素晴らしかった。

ジミンのソロの時、高速ダンスの合間にお約束の腹筋チラ見せで、歓声が上がった。その後、ちょっとロックがかったアレンジの「FAKE LOVE -Japanese ver.-」の"僕は君の操り人形"ダンスの合間に、ジョングクの腹筋もチラッと見えた。

また、いたずら好きのテテ（V）が、踊りながら他のメンバーとつるんだり、テテがジョングクをおんぶしたり、ジョングクとジミンが長兄・ジンを担いだりする場面もあり、その都度ファンから歓声が上がった。BTSのメンバーが仲良しなのも魅力だ。

MCでは福岡弁も

MCでは、アンコールの時のJ-HOPEらのごく一部のコメントは韓国語で通訳ナレーションが入ったが、ほとんどの喋りが日本語だった。しかも、名古屋・大阪同様、開催地の方言を少し取り入れ、福岡弁で喋った場面もあった。

ジョングクが「もっとARMY（ファンのみんな）の声、聞きたいです」とファンを誘導して盛り上げてから、福岡弁で「ARMYのために頑張るけん。盛り上がってくれるっちゃろ？」「やっぱりARMYは最高っちゃんねー」と話したりした。

ファンがJ-HOPEの誕生祝で大合唱

ライブ本編が終わってメンバーがハケた後にアンコールを求める際、日本のファンの場合は（賛否あるようだが）「BTS」コールよりも、ファンが集団で合唱することがよくある。この日は翌日・2月18日がJ-HOPEの25歳の誕生日ということで、「♪Happy Birthday To You」の大合唱になった。

アンコールで白のTシャツ姿で登場したBTSメンバーたちは、ちゃんとファンの「Happy Birthday」の大合唱に気付いていて、もちろん当のJ-HOPEは喜んでいた。また、J-HOPEはライブが終わったらさっそく「今日Vアプリ（VLIVE）で」何かアップすると約束していた。

ジョングクは米津玄師が好き

ジョングクが米津玄師の「Lemon」をアカペラでほんの少しだけ（1小節未満）歌う場面もあった。前日も歌っていたそうだ。ジョングクは「Lemon」のメロディーと日本語歌詞を暗記しており、米津玄師および「Lemon」が好きなようだ。

権利の問題があるから、コンサートで他のアーティストの歌を許可なしに正式に演奏するわけにはいかない。VはMCの途中で自作曲「風景」を本格的に、アカペラで歌っていた。また、Vは自身の独自の造語の「紫するよ（あなたを信じて愛し合います）」を、ファンに向けて口にした。

BTS初の福岡ライブはドームの隣のライブハウス、ドーム公演を夢見ていた

MCでも割と真面目な発言をすることが多いシュガ（SUGA、ユンギ）は、「福岡で初めてコンサートした時、（福岡ヤフオク！ドームのすぐ隣のライブハウスの）Zeppの会場でした。ドームに行くのが夢だと思っていました」と感慨深そうに振り返った。

ジミンも同様に、「ドームのステージが夢でした」と述べ、RMも「みなさんのおかげで（ドームでのコンサートが）かないました」と感謝した。

ファンはBTSがまた日本に来てくれることを熱望している。次の具体的な来日予定は示されなかったが、シュガが「ずっとみなさんに会うのが僕の夢です」と述べ、J-HOPEが「またすぐ来るから」と述べると、ファンから歓声が上がった。

セットリスト

「BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF’ ～JAPAN EDITION～」福岡ヤフオク!ドーム2019年2月17日公演（日本ファイナル）セットリスト

1. IDOL
2. Save Me
3. I’m Fine
4. Magic Shop
5. Trivia 起 : Just Dance (J-HOPE ソロ)
6. Euphoria（ジョングクソロ）
7. I NEED U -Japanese ver.-
8. RUN -Japanese ver.-
9. Serendipity（ジミンソロ）
10. Trivia 承 : Love（RM ソロ）
11. DNA -Japanese ver.-

メドレー（12～16）
12.Boyz with Fun -Japanese ver.-（フンタン少年団）
13. Attack on Bangtan -Japanese ver.-（進撃の防弾）
14. FIRE -Japanese ver.-
15. Baepsae -Japaense ver.-（ベップセ）
16. DOPE

17. Airplane pt.2
18. Singularity（V ソロ）
19. FAKE LOVE -Japanese ver.-
20. Trivia 轉 : Seesaw（シュガソロ）
21. Epiphany（ジンソロ）
22. The Truth Untold（ボーカリスト=ジョングク、ジミン、V、ジン）
23. Tear（ラッパー=RM、J-HOPE、シュガ）
24. MIC Drop -Japanese ver.-

アンコール
25. So What
26. Anpanman
27. Answer : Love Myself

* BTS番組情報
（2019年2月18日時点。動画配信は最新配信状況をご確認ください）
・Hulu「We Love BTS～原宿スイーツパーティー編～」独占配信中
・Hulu「We Love BTS～ラスベガス編～」独占配信中
・GYAO!でBTSの人気曲日本語版MVを無料配信中（「Airplane pt.2 -Japanese ver.-」は2019年5月6日まで）
・dTVで、BTS、EXO、SEVENTEEN、TWICEらが出演した「K-POPアイドルスタースポーツ選手権」を2019年3月31日まで独占配信中。
･dTVで米国人気トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー」のBTS出演回を日本語字幕付きで配信中。
・WOWOWメンバーズオンデマンドで「第61回グラミー賞授賞式」の同時通訳版および字幕版を2019年2月19日午前10時まで見逃し配信（BTSはプレゼンターとして登場）（WOWOW加入はこちら）
2/18(月) 18:30～21:00 MTV「BTS（防弾少年団）歴代ビデオ特集」
2/23(土) 17:30～19:30 MUSIC ON! TV（M-ON!）「BTS(防弾少年団)MV特集」再放送
2/23(土) 18:00～20:30 MTV「BTS（防弾少年団）MUSIC VIDEO HISTORY」再放送
2/24(日) 16:30～21:00 TBSチャンネル1「ソウルミュージックアワード 2019」日本語字幕付き再放送（BTS、Wanna One、SEVENTEEN、TWICEらが出演、レッドカーペット追加）
2/26(火) 17:30～22:00 Mnet「2018 MAMA FANS' CHOICE in JAPAN」字幕付き再放送
2/27(水) 17:45～23:30 Mnet「2018 MAMA in HONG KONG」字幕付き再放送
2/27(水) 20:00～21:00 MTV「BTS（防弾少年団）Top10」再放送
3/1(金) 1:00～1:30 MTV「BTS（防弾少年団）Dance Video Selects Part 1」再放送
3/1(金) 1:3～2:00 MTV「BTS（防弾少年団）Dance Video Selects Part 2」再放送
3/3(日) 21:30～22:30 TBSチャンネル1「ソウルミュージックアワードハイライト（BTS&EXO）」
3/4(月) 23:00～27:00 TBSチャンネル1「2016 SBS歌謡大祭典」再放送（BTS、BIGBANG、SHINee、EXO、TWICEらが出演、冒頭でBTSジミンらがダンス）
3/9(土) 20:00～23:00 TBSチャンネル1「2017 BTS LIVE TRILOGY EPISODE III THE WINGS TOUR」2017年2月19日ソウル開幕公演、字幕付き再放送
3/14(木) 22:00～25:00 Mnet「2018 MAMA FANS' CHOICE in JAPAN」字幕付き再放送
3/16(土) 21:00～22:50 TBSチャンネル1「2017 BTS LIVE TRILOGY EPISODE III THE WINGS TOUR ～Japan Edition～」2017年6月21日さいたまスーパーアリーナ公演再放送
3/16(土) 24:15～日テレプラス「2018 Asia Artist Awards」日本語字幕版再放送
3/17(日) 20:00～20:30 TBSチャンネル1　「ドーム公演直前！2017.10密着ドキュメント」再放送
3/17(日) 20:30～22:30 TBSチャンネル1　「2017 BTS LIVE TRILOGY EPISODE III THE WINGS TOUR IN JAPAN ～Special Edition～」2017年10月15日京セラドーム公演

3/31(日) 15:00～ WOWOWライブ「第61回グラミー賞授賞式」字幕付再放送（BTSはプレゼンターとして登場）（WOWOW加入はこちら）

注:日テレプラスとTBSチャンネル1および2はスカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりＴＶ、auひかりのいずれかと契約すれば視聴できる。

KBS Worldは、スカパー！、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりＴＶ、auひかり、スカパー！プレミアムサービス光、dTVチャンネル（一部編成が異なる）、Amazonプライム会員向けのAmazon Prime Videoチャンネル（VODコンテンツ追加料金込み、一部編成が異なる）のいずれかと契約すれば視聴できる。

Mnetはスカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりＴＶ、auひかりのいずれかと契約した上で、さらにMnet（月額税別2,300円）に申し込めば視聴できる。

MUSIC ON! TVは、スカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりＴＶ、eo光テレビ、auひかり、スカパー！プレミアムサービス光のいずれかと契約すれば視聴できる。

スペースシャワーTVは、スカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりＴＶ、IPTV（auひかりまたはスカパー！プレミアムサービス光）のいずれかと契約すれば視聴できる。

MTVは、スカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、auひかりのいずれかと契約すれば視聴できる。

ミュージック・ジャパンTVは、スカパー！のプレミアムサービス、またはケーブルテレビと契約すれば視聴できる。

KNTVは、スカパー！プレミアムサービス、スカパー！プレミアムサービス光、ひかりTV、J:COM、ケーブルテレビのいずれかと契約した上で、オプションで（追加料金を払って）KNTV視聴を申し込めば視聴できる。

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*BTS (防弾少年団)が2018年4月に日本の2都市6公演で約9万人のファンと会った日本ファンミーティングが映像化され、DVDは2018年12月4日、Blu-rayは2018年12月28日に発売。横浜アリーナでの360度ステージ公演、東西会場のバックステージも撮影したメイキング映像、楽屋でのミニゲームまで収録。