BTS(公式)人形公開/ BTS所属事務所の売上が3大芸能事務所に追いつき、営業利益は1位に: ランダムビュー

BTS(公式)人形公開/ BTS所属事務所の売上が3大芸能事務所に追いつき、営業利益は1位に

2019年03月27日

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バービー人形で有名な米国の大手玩具メーカーのマテル社が、公式Twitter (@Mattel)で、韓国の世界的大人気のヒップホップ・アイドルグループのBTS（防弾少年団）のドール（人形）・コレクションを公開した。

・Mattel社が公式Twitterで公開したBTSドール・コレクションの写真画像

BTSの7人のメンバーの人形たちは、2018年の大ヒット曲「IDOL」のMVの曲の終わりに椅子に座った時に着用していたカジュアル衣装を着ている。衣装の色柄から判断して、人形の向かって左からV、シュガ、ジン、ジョングク、RM、ジミン、J-HOPE（のはず）だ。

・YouTubeの「IDOL」の公式MV

なかなかよくできている。価格はまだ分からないが、高そうだ。

BTS所属事務所Big Hitの収益が韓国3大事務所に追いつく

BTSの所属事務所のBig Hitエンターテインメントの2018年の業績の大躍進は既に報じられていたが、韓国の3大芸能事務所の2018年の業績も出揃い、Big Hitが売上で3大事務所に追いつき、営業利益ではトップに躍り出たことが分かった。もはや韓国芸能界の「3大芸能事務所」時代は終焉したようだ。

以下は、2019年3月26日付の中央日報の記事にあった2018年の各社の売上高と営業利益の数字に基づいている（3大事務所は連結の数字）。

3大事務所とBig Hitの4社の2018年の売上高を見ると、断トツの1位は東方神起などが所属するSMエンターテインメントの6,122億ウォン（約594億円）だった。2位はBIGBANGなどが所属するYGエンターテインメントの2,858億ウォン（約278億円）だった。

BTSが所属するBig Hitエンターテインメントの売上高は2,142億ウォン（約208億円）で3位となり、TWICEらが所属するJYPエンターテインメントの　1,248億ウォン（約121億円）を抜いた。

一方、4社の営業利益を見ると、BTSが所属するBig Hitエンターテインメントが前年比97％の大幅増益の 641億ウォン（約62億円）で1位となった。

2位はSMエンターテインメントの477億ウォン（約46億円）、3位はJYPエンターテインメントの287億ウォン（約28億円）だった。YGエンターテインメントは94億ウォン（約9億円）で4社中最下位で、2019年にはBIGBANGのV.Iがらみの影響が懸念される。

あくまでも本業のもうけを示す営業利益段階で、最終利益（当期純利益）ではないが、Big Hitの2018年の営業利益率（営業利益/売上高）は29.9%で、JYPの23.0%、SMの7.8%、YGの3.3%を大幅に上回った。

これは、Big Hitが他社に比べて営業コストが安いということだ。中央日報の記事だけではどのコストが安いのかは不明だが、たとえば人件費が安いということであれば、BTSメンバーのギャラの取り分や社員の給料が低いということになる。

それにしても、こんなに利益率が高いならBig Hitの株を買いたいという人もいるかもしれないが、残念ながらBig Hitは上場会社ではないから、株は市場取引されておらず、一般人は買えない（もっとも、たとえ上場会社であっても、日本から買える韓国株や取扱証券会社は限られている）。

Big Hitが非上場会社にもかかわらず業績を公表しているのは、資産あるいは売上高が500億ウォンを超える企業は韓国の法律で業績公表が義務づけられているからだ。日本もそうすればいいのに。日本で最大の芸能事務所のジャニーズ事務所は非公開企業であるため、業績は不明だ。

2018年末時点で、Big Hitの株式の43.06%をパン・シヒョク代表が保有し、筆頭株主となっている（2018年中に一部を売却して大もうけしたとみられている）。第2位の株主は25.22%保有のネットマーブルで、第3位は12.24%保有の私募投資ファンド（ＰＥＦ）運用会社スティック・インベストメントだそうだ。

韓国の主要芸能事務所4社の売上高と営業利益

Big Hit エンターテインメント（BTS、TXT、ソロ歌手Lee Hyun が所属）：
売上高
2016年　 352億ウォン（約33億円）
2017年　 924億ウォン（約92億円）
2018年　2,142億ウォン（約208億円）、前年比132％増
営業利益
2017年　 325億ウォン（約32億円）
2018年　 641億ウォン（約62億円）、前年比97％増
出所: 2018年は中央日報日本語版、それ以前は Bloomberg

SMエンターテインメント（東方神起、EXO、NCT、BoAらが所属）：
売上高
2016年　3,499億ウォン（約325億円）
2017年　3,654億ウォン（約362億円）、
2018年　6,122億ウォン（約594億円）、前年比68％増
営業利益
2017年　109億ウォン（約11億円）
2018年　477億ウォン（約46億円）、前年比338％増
出所: 2018年は中央日報日本語版、それ以前はSM Entertainment Group（連結財務諸表）

JYPエンターテインメント（TWICEらが所属）：
売上高
2016年　 736億ウォン（約64億円）
2017年　1,022億ウォン（約101億円）
2018年　1,248億ウォン（約121億円）
営業利益
2018年　287億ウォン（約28億円）
出所: 2018年は中央日報日本語版、それ以前はThe Wall Street Journal

YGエンターテインメント（BIGBANGらが所属）：
売上高
2016年　3,218億ウォン（約299億円）
2017年　3,499億ウォン（約346億円）
2018年　2,858億ウォン（約278億円）
営業利益
2018年　94億ウォン（約9億円）
出所: 2018年は中央日報日本語版、それ以前はThe Wall Street Journal

* BTS番組情報
（2019年3月26日時点。動画配信は最新配信状況をご確認ください）
・Hulu「We Love BTS～原宿スイーツパーティー編～」独占配信中
・Hulu「We Love BTS～ラスベガス編～」独占配信中
・GYAO!でBTSの人気曲日本語版MVを無料配信中（「Airplane pt.2 -Japanese ver.-」は2019年5月6日まで）
・dTVで、BTS、EXO、SEVENTEEN、TWICEらが出演した「K-POPアイドルスタースポーツ選手権」を2019年3月31日まで独占配信中。
･dTVで米国人気トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー」のBTS出演回を日本語字幕付きで配信中。
3/31(日) 15:00～ WOWOWライブ「第61回グラミー賞授賞式」字幕付再放送（BTSはプレゼンターとして登場）（WOWOW加入はこちら）
3/31(日) 15:30～18:30 TBSチャンネル1「第33回ゴールデンディスクアワード Day1」日本語字幕版（日本初放送）
3/31(日) 18:30～21:30 TBSチャンネル1「第33回ゴールデンディスクアワード Day2」日本語字幕版（日本初放送）
4/19(金) 深夜(午前)1:00～3:40 TBSチャンネル1 「2016 BTS LIVE <花様年花 on stage: epilogue> ～Japan Edition～」
4/20(土) 20:00～23:00 TBSチャンネル1「2017 BTS LIVE TRILOGY EPISODE III THE WINGS TOUR IN SEOL」日本語字幕付き
4/21(日) 22:00～22:30 TBSチャンネル1「BTS ドーム公演直前! 2017.10密着ドキュメント」
4/21(日) 22:30～24:30 TBSチャンネル1「2017 BTS LIVE TRILOGY EPISODE III THE WINGS TOUR IN JAPAN ～SPECIAL EDITION～」
4/26(金) 24:00～日テレプラス「2018 Asia Artist Awards」日本語字幕版

注:日テレプラスとTBSチャンネル1および2はスカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりＴＶ、auひかりのいずれかと契約すれば視聴できる。

KBS Worldは、スカパー！、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりＴＶ、auひかり、スカパー！プレミアムサービス光、dTVチャンネル（一部編成が異なる）、Amazonプライム会員向けのAmazon Prime Videoチャンネル（VODコンテンツ追加料金込み、一部編成が異なる）のいずれかと契約すれば視聴できる。

Mnetはスカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりＴＶ、auひかりのいずれかと契約した上で、さらにMnet（月額税別2,300円）に申し込めば視聴できる。

MUSIC ON! TVは、スカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりＴＶ、eo光テレビ、auひかり、スカパー！プレミアムサービス光のいずれかと契約すれば視聴できる。

スペースシャワーTVは、スカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりＴＶ、IPTV（auひかりまたはスカパー！プレミアムサービス光）のいずれかと契約すれば視聴できる。

MTVは、スカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、auひかりのいずれかと契約すれば視聴できる。

ミュージック・ジャパンTVは、スカパー！のプレミアムサービス、またはケーブルテレビと契約すれば視聴できる。

KNTVは、スカパー！プレミアムサービス、スカパー！プレミアムサービス光、ひかりTV、J:COM、ケーブルテレビのいずれかと契約した上で、オプションで（追加料金を払って）KNTV視聴を申し込めば視聴できる。

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* BTS (防弾少年団)が2019年4月12日に韓国で発売するアルバム「MAP OF THE SOUL: PERSONA」は、4形態で販売される。ジャケット、封入される76Pフォトブックおよび20Pミニブック「花様年華The Notes」のデザインは各形態で異なる。また、ランダムで各形態ごとにフォトカード1枚（各形態に7種・合計28種のうち1種）とポスターカード1枚（7種のうち1種）が封入され、フォトフィルム1枚（1種）も封入される。さらに、初回限定でクリア・フォトピケットがランダム抽選封入される（入っていない場合もある）。店舗により先着特典のポスターが付く。