日本版「PRODUCE 101」開催決定、2020デビューのボーイズグループの視聴者投票型サバイバル・オーディション番組

韓国で大人気の元ボーイズグループのWanna Oneや日韓ガールズグループのIZ*ONEを誕生させた、人気サバイバル・オーディション番組「PRODUCE 101」の日本版「PRODUCE 101（ワンオーワン）JAPAN」の開催が決定した。

番組視聴者による投票で勝ち残るものを決めるサバイバル・オーディションで、最終的に勝ち残ったメンバーが、2020年に世界に向けてデビューするボーイズグループを結成する。

「PRODUCE 101 JAPAN」公式サイト

応募期間は2019年4月11日～5月31日だ。応募資格があるのは、日本在住の男性で、2019年7月末日時点で義務教育を修了している満16歳以上～30歳以下で、応募時点で他のプロダクションに所属していない人だ。ボーカル、ラップ、ダンス経験者が歓迎されるが、未経験者でも可。

未成年者は親権者の同意が必要となる。また、合格後、2019年8月以降に日本または海外で行われるトレーニング合宿に、参加可能であることも条件だ（詳細は応募要項を参照）。

応募したい人はPC・スマートフォンから、動画・写真審査に応募し、合格者のみにメールまたは電話で連絡があって、会場での1次審査に進める。1次審査では、自己紹介、個別面接、ボーカル・ダンス・ラップ等のパフォーマンス審査がある。

合格すると2次審査に進み、そこで合格した101人が、2019年10月スタート予定のサバイバル・オーディション番組に出演できる。視聴者投票で、最終的に勝ち残った11人が、アジア圏のみならずグローバルで活躍するボーイズグループとして、2020年にデビューする。

「PRODUCE 101 JAPAN」を運営するのは、韓国エンタメ専門チャンネルとしてK-POPファンにはお馴染みのMnet事業を行っている韓国のエンターテイメント企業のCJ ENM、吉本興業、およびアジア全域で日本のエンタメを推進する合弁会社MCPIホールディングス（吉本興業、アミューズ、電通、ソニー・ミュージック・エンタテインメントなどが出資参画）だ。

「PRODUCE 101 JAPAN」の番組MCは、ナインティナインが担当する。日本のオーディション番組史上最大規模となり、国民プロデューサー=視聴者の投票を100％反映するそうだ。

具体的な番組の放送予定は2019年10月スタートという以外は見当たらないが、地上波テレビでの放送や動画配信サービスでの配信が調整中という報道もあり（オリコンの2019年4月11日付記事）、地上波で放送されれば俄然注目度は大きくなるだろう。