しかし、その直前に運営から重大発表があった。韓国出身の元プロの優秀な練習生のキム・ヒチョンが、突然辞退してしまったのだ。
これに視聴者である国民プロデューサー(国プ)が騒然となり、Twitterで「ヒチョン」がトレンド入りした。
ヒチョンの辞退は、筆者にも、とてつもないショックだった。第10回配信を観ても、上の空で、入って来なかった。落ち着いたら改めて観直す。
筆者はヒチョンの歌唱力とダンス技術の素晴らしさに感動し、11ピック(11人投票)の時も2ピックになってからも(正確にはGYAO!2ピックとソフトバンク2ピックで計4ピックだが)、毎回投票する練習生の1人はキム・ヒチョンだった。
第10回の配信が始まっても、リアルタイムで流れて来る国プのTwitter書き込みには、ヒチョンの突然の辞退への驚き・悲しみや、彼を誹謗中傷する書き込みをしていたアンチへの怒りも多かった。
運営はヒチョンの辞退の理由を「一身上の都合」としか述べていないが、そのすぐ後に、「韓国人練習生3名(キム・ヒチョン、キム・ユンドン、チョン・ヨンフン)の番組参加資格に関して一部の方からお問い合わせいただいています件について」の説明があった。
この「一部の方からお問い合わせ」こそが、他ならぬこの3人の韓国人練習生に対するアンチがSNSやヤフーコメント欄に執拗に書き込んでいたことだった。アンチの主張が事実無根だと、運営がやっと回答したことになるが、遅きに失した感がある。運営の対応がもっと早くに行われていたら、優秀なヒチョンが辞退して国プが国プを攻撃するような荒れた状態にならずに済んだのではないか(2019年11月29日付「『PRODUCE 101 JAPAN』ヒチョン辞退の衝撃、アンチの中傷書き込みのせい? 『ヒチョン』がトレンド入り」を参照)。
アンチの中には韓国人がデビュー組に入ったら意味がない、と書き込んでいた人もいたが、それでは国籍・民族を理由に排除・差別するヘイト思想家と同じではないか。そんな人に左右されるオーディション番組であってはならない。
SNS時代の公開オーディションというのは危ういもので、ネットでの暴走が練習生の人生を左右する恐ろしさがある。度が過ぎた誹謗中傷は、法的措置に値する。
ヒチョンが辞退し、「守ってあげられなくてごめんね」「戻って来て」と泣いている国プも、何人もいる。ヒチョンが1 pickだった国プの中には、これでもう「日プ(PRODUCE 101 JAPAN)」を観るのをやめる、と宣言している人も結構いる。
ヒチョンが子供の頃からずっとやってきた得意の歌とダンスで、今後もステージで輝けますように。

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*『PRODUCE 101 JAPAN』コンセプトバトルの課題の書き下ろし新曲5曲が、練習生のボーカルレコーディングで2019年11月29日(金)にデジタルアルバム「PRODUCE 101 JAPAN - 35 Boys 5 Concepts」として配信リリース。
iTunes:PRODUCE 101 JAPAN - 35 Boys 5 Concepts - EP - PRODUCE 101 JAPAN(2019/11/29)
Apple Music: PRODUCE 101 JAPAN - 35 Boys 5 Concepts - EP - PRODUCE 101 JAPAN
個別の収録楽曲5曲は以下の通りとなっている。
「Happy Merry Christmas」
Houseジャンルの、クリスマスを連想させるハッピーなダンスナンバー。
練習生チーム: ハピメリ(白岩瑠姫、男澤直樹、床波志音、佐藤來良、磨田寛大、中本大賀、浦野秀太)
iTunes: Happy Merry Christmas - ハピメリ(2019/11/29)
Apple Music: Happy Merry Christmas - ハピメリ
「DOMINO」
EDMの下部ジャンルであるFuture Bassスタイルの曲で、Pluck Bassサウンドと印象的なメロディで力強さを感じさせる。
練習生チーム: ドレミファソラシドーミノ(川尻蓮、鶴房汐恩、豆原一成、川西拓実、チョン・ヨンフン、キム・ユンドン、河野純喜)
: DOMINO - ドレミファソラシドーミノ(2019/11/29)
Apple Music: DOMINO - ドレミファソラシドーミノ
「Black Out」
お洒落で異国の雰囲気がするラテンベースのFuturePop。
練習生チーム: Black Out(キム・ヒチョン、大澤駿弥、安藤誠明、與那城奨、本田康祐、佐野文哉、金城碧海)
iTunes: Black Out - Black Out(2019/11/29)
Apple Music: Black Out - Black Out
「KungChiKiTa(クンチキタ)」
トラップサウンドをベースにした強烈なDance hip hop。
練習生チーム: クンチキタンポポ(上原潤、青木聖波、宮里龍斗志、岡野海斗、井上港人、木全翔也、佐藤景瑚)
iTunes: KungChiKiTa - クンチキタンポポ(2019/11/29)
Apple Music: KungChiKiTa - クンチキタンポポ
「やんちゃBOYやんちゃGIRL」
Retro houseジャンルで、聴いている人を爽やかな気分にさせる楽曲。
練習生チーム: バブリンチョ(宮島優心、今西正彦、北川玲叶、大平祥生、小松倖真、福地正、佐藤隆士)
iTunes: やんちゃBOY やんちゃGIRL - バブリンチョ(2019/11/29)
Apple Music: やんちゃBOY やんちゃGIRL - バブリンチョ
*サバイバル・オーディション『PRODUCE 101 JAPAN』のテーマ曲「ツカメ~It’s Coming~」が2019年9月3日に配信リリース。
iTunes:ツカメ~It's Coming~ - PRODUCE 101 JAPAN(2019/9/3)
Apple Music: ツカメ~It's Coming~ - PRODUCE 101 JAPAN
Amazon: ツカメ〜It's Coming〜[デジタルミュージック配信] (PRODUCE 101 JAPAN) 2019/9/3
*『PRODUCE 101 JAPAN』番組公式ファンブックが2019年12月11日発売。約800枚に及ぶ全練習生(脱落者も含む)の素顔の写真を掲載。合宿先や練習所、ステージの舞台裏だからこそ垣間見える、練習生全員のリラックスした表情や、男同士の友情を感じられる瞬間など、番組では見られないオフショットをふんだんに盛り込んでいる。
Amazon: PRODUCE 101 JAPAN FAN BOOK(仮) Amazon限定カバーVer. (ヨシモトブックス) 2019/12/11
Amazon: PRODUCE 101 JAPAN FAN BOOK(仮) (ヨシモトブックス) 2019/12/11
「PRODUCE 101 JAPAN」のABCマートCMに出演中のAB6IXの作品:
*AB6IXの2019年10月7日韓国発売の1stフルアルバム「6IXENSE」

Amazon: 6IXENSE ラインナップ (AB6IX) 2019/10/7以降
楽天市場: 6IXENSE ラインナップ (AB6IX) 2019/10/7以降
デジタルミュージック配信
iTunes: 6IXENSE - AB6IX(2019/10/7)
Apple Music: 6IXENSE - AB6IX
Amazon: 6IXENSE [デジタルミュージック配信] (AB6IX) 2019/10/7
*AB6IXの2019年5月22日韓国発売の1stミニアルバム「B: COMPLETE」。収録曲「HOLLYWOOD」は日本でABCマートのナイキのCM使用曲。

Amazon: B: COMPLETE ラインナップ (AB6IX) 2019/5/22以降
楽天市場: B: COMPLETE ラインナップ (AB6IX) 2019/5/22以降
デジタルミュージック配信
iTunes: B:COMPLETE - AB6IX(2019/5/22)
Apple Music: B:COMPLETE - AB6IX(2019/5/22)
Amazon: B:COMPLETE [デジタルミュージック配信] (AB6IX) 2019/5/22
*韓国Mnetのサバイバル・オーディション番組「PRODUCE X 101」の合格者11人で結成されたボーイズグループX1(活動期間は5年)が2019年8月27日(金)に韓国で発売した1stミニアルバム「飛翔: Quantum Leap」(「Flight Up: Quantum Leap」との表記のストアもある)は、全7曲(配信は全6曲)を収録。タイトル曲は「FLASH」で、「PRODUCE X 101」コンセプト評価曲「U GOT IT」「MOVE」などが収録され、テーマ曲「_ジマ」(X1バージョン)はCDにのみ収録。ミニアルバム「飛翔: Quantum Leap」のCDは「飛翔」(Flight Up)バージョンと「Quantum Leap」バージョンの2形態で販売され、スマホ専用アプリKIT Playerでのみ再生可能はKITアルバムも販売。アルバムカバーや封入物は、バージョン別デザインとなっている。

Amazon: 飛翔: Quantum Leap ラインナップ (X1) 2019/8/28以降
Amazon: Quantum Leap (輸入盤) (X1) 2019/9/4
楽天市場: 飛翔: Quantum Leap ラインナップ (X1) 2019/8/28以降
楽天ブックス: 輸入盤】フライト・アップ:クウォンタム・リープ (1ST・ミニ・アルバム) (X1) 2019/9/7
HMV&BOOKS: 1st Mini Album: 飛翔: Quantum Leap ラインナップ (X1) 2019/8/31
デジタルミュージック配信
iTunes:QUANTUM LEAP - EP - X1
Apple Music: QUANTUM LEAP - EP - X1
Amazon: QUANTUM LEAP [デジタルミュージック配信] (X1) 2019/8/28


このサイトのPRODUCE 101 JAPANの記事:
2019年11月29日付 『PRODUCE 101 JAPAN』キム・ヒチョンが辞退の衝撃、アンチの中傷書き込みのせいか? 『ヒチョン』がトレンド入り
2019年11月22日付 『PRODUCE 101 JAPAN』#9 コンセプトバトル①、投票人数変更でTOP3豆原・川尻・鶴房以外は順位大変動
2019年11月16日付 『PRODUCE 101 JAPAN』#8② コンセプトバトルの準備開始/ ここだけの話、本田康祐の小顔ローラー、鶴房・北川はまるで兄弟
2019年11月15日付 『PRODUCE 101 JAPAN』#8① 第2回順位発表―川西拓実、川尻蓮、鶴房汐恩、豆原一成が『四天王』状態、60人が35人に
2019年11月14日付 『PRODUCE 101 JAPAN』に元ジャニーズJr.もいる/ 今夜60人→35人に/ 韓国プデュのような不正は絶対なしで!
2019年11月8日付 『PRODUCE 101 JAPAN』#7 グループバトル②―1位は川西拓実・川尻蓮ら三代目JSB『RAISE THE FLAG』組、個人総合1位は川西拓実
2019年11月1日付 『PRODUCE 101 JAPAN』#6 グループバトル①―チーム内1位は豆原一成、木全翔也、床波志音、オンライン直近1位は川西拓実
2019年10月25日付 『PRODUCE 101 JAPAN』#5 第1回練習生順位発表式で60人に絞る、1位は川尻蓮、2位は豆原一成、3位は川西拓実、不正防止策導入
2019年10月19日付 『PRODUCE 101 JAPAN』#4 ポジションバトル[2] 総合1位はラップが三井瞭、ボーカルが男澤直樹、ダンスが本田康祐
2019年10月12日付 『PRODUCE 101 JAPAN』#3② ポジションバトル[1] ダンス1位に佐藤景瑚(BTS曲)と今西正彦(EXILE The 2nd曲)、歌1位に男澤直樹(ワンオク曲)
2019年10月12日付 『PRODUCE 101 JAPAN』#3① 川西拓実・宮島優心・鶴房汐恩がAクラス昇格、PVセンター投票で川尻蓮決定、感動のPV撮影
2019年10月4日付 『PRODUCE 101 JAPAN』#2 クラス分け③―上原潤C、川西拓実B、YouTuberミンヒョクB、元KポGヒチョンとユンドンがA
2019年9月27日付 『PRODUCE 101 JAPAN』第1週順位発表/ 初回クラス分け②―元アーティスト林龍太はA、ラーメン王子大澤駿弥はD
2019年9月27日付 『PRODUCER 101 JAPAN』初回クラス分け①―川尻蓮と豆原一誠がAクラス、イケメン・鶴房汐恩・安藤誠明らにも注目
2019年9月24日付 『PRODUCE 101 JAPAN』練習生のガチンコマッスルバトル動画公開、投票はGYAO!で(Yahoo! Japan IDが必要)
2019年9月22日付 『PRODUCE 101 JAPAN』練習生がファッションイベントで1人ずつ自己紹介/ 個別動画視聴数の多い練習生
2019年9月17日付 『PRODUCE 101 JAPAN』個人ステージ(推しカメラ)動画視聴数で人気者が明らかに、現在トップはMVセンターの彼
2019年9月6日付 『PRODUCE 101 JAPAN』練習生が1人ずつ自己PR動画を公開、既に日本およびアジアから高い関心
2019年9月3日付 『PRODUCE 101 JAPAN』101人練習生がMV公開、初回放送はTBSで9月25日深夜、日本の男性アイドル市場の革命になるか?