今回はグループバトルの後半3曲6組の対戦があり、それぞれの課題曲ごとの1組2組の勝敗が明らかになり、最後にグループバトルでの会場の国民プロデューサー(国プ)からの得票数での全員の順位と、さらに勝利チームのボーナス点を加えた全員の順位発表があった。
PRODUCE 101 JAPAN SEASON2 #4 Part.1
PRODUCE 101 JAPAN SEASON2 #4 Part.2
PRODUCE 101 JAPAN SEASON2 #4 Part.3
PRODUCE 101 JAPAN SEASON2 #4 Part.4
PRODUCE 101 JAPAN SEASON2 #4 Part.5
いずれも配信期限は2021年10月31日23:59。
最後のグループバトルの会場の国民プロデューサーからの得票数結果に勝利チームのボーナス加点3,000点を加えた個人順位は、筆者個人的には、あまり強調すべきではないと思う。
これにインターネット投票で集まる膨大な票数を加えた正式順位が、次の順位発表式で明らかとなり、41位~60位の練習生が脱落する。
脱落のボーダー付近にいる練習生にとっては、グループバトルの会場での得票数とボーナス加点の比重が大きくなるが、インターネット投票で膨大な得票が期待できる人気練習生には、会場での得票数はほとんど影響しないはずだ。
実は、GYAO!の配信より前に、地上波TBSの深夜ダイジェストで本番パフォーマンスを先にオンエアしていて、木村柾哉率いるJO1「無限大」1組はソツがなくて凄く上手、田島将吾率いるJO1「無限大」2組はパワフルで凄く上手という、異なった魅力が際立っていた。
しかし、両チームのスター練習生である木村、田島などの得票数は伸び悩んだ。これは、総得票数が会場にいる国プの数で(棄権ゼロとすればだが)、各練習生に票が分配される仕組みで、会場の国プの関心がステージを盛り上げ、ポジティブサプライズをもたらした練習生に集まりがちだからだ。
実力・人気ともに高くてもその日にサプライズが少なかったスター練習生たちは、結果的に票数が散らばって伸び悩んだと思われる。
一方で、今回最多得票チームとなったKing & Prince「&LOVE」2組の場合は、1組が弱すぎたから、2組に予想以上に得票が集中した面もあると思われる。
もちろん、元ジャニーズJr.の大学生・篠原瑞希と高校生たちというフレッシュな2組のキラキラ感は素晴らしく、キンプリのこの曲(「&LOVE」)によくマッチしていたし、メインボーカルの山本遥貴も可愛くて上手だったが、1組の弱さも2組にプラスに働いたと思う。
同様に、108票という個人最多得票を得てグループバトルの個人総合順位1位となった高塚大夢(前回の第3回配信のGENERATIONS from EXILE TRIBE「AGEHA」2組)は、確かに圧倒的な歌唱力で驚かせてくれたが、対戦相手の「AGEHA」2組のメインボーカルが弱かったし音程で失敗していたことも、有利に働いたと思う。
また、今回40票しか獲得できなかったJO1「無限大」1組のメインボーカルの藤牧京介も、高塚大夢と同じくらい素晴らしい歌唱力だったと思う。
JO1「無限大」1組のラッパー1の西洸人は驚くほどのパワフルさが際立っていたから、今回個人総合3位になった高得票に異論はないが、対戦相手の2組のラッパー1の田島将吾も、パワフルで存在感があり、もっと得票数が多くて然るべきなのでは、と思えた。結局、両チームの人気・実力の高い練習生たちの得票が、散らばってしまった。
その他に今回意外と上手だったり、魅力に気づかされたのは、歌もダンスも器用にこなす古瀬直輝、18歳なのに色気のある松田迅、ボーカルが上手だった飯吉流生あたりだ(詳細は2021年5月1付「『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』#4―高校生+元ジャニJr.篠原瑞希チームがキンプリ曲で圧勝」を参照)。

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*テレビ番組
5/1(土) 9:25~9:30 TBS系「2分でわかる!PRODUCE 101 SEASON2の楽しみ方」
5/1(土) 11:59~14:00 TBS系「王様のブランチ」
5/5(水) 25:58~26:28 TBS系「濃縮PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」
*「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」のテーマ曲「Let Me Fly ~その未来へ~」が2021年3月30日に配信リリース。
Amazon: Let Me Fly (PRODUCE 101 JAPAN SEASON2) 2021/3/30
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2021年4月24日付 『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』#3―レベル再評価/ グループバトルで高塚大夢の歌唱力が凄い
2021年4月17日付 『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』#2―当初クラス分けで衝撃も、熱血KENZO、再評価でクラス大移動へ
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2021年4月4日付 『PRODUCE 101 JAPAN Season2』練習生が選ぶダンス、歌、ラップが気になる練習生各TOP3を公表
2021年3月30日付 『PRODUCE 101 JAPAN Season2』テーマ曲パフォーマンス公開!初代センターは木村柾哉、元ジャニーズJr.全員残留
2021年3月27日付 TBS『王様のブランチ』で『PRODUCE 101 JAPAN Season2』を定期的に紹介/日テレ『スッキリ』はSKY-HIのボーイズグループ・オーディション
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2021年2月2日付 『PRODUCE 101 JAPAN2』で歌が上手、RAPが上手(または上手かも)と思われる練習生
2021年1月31日付 『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』に元ジャニーズJr.が3人、日プ1元ジャニーズJr.3人中2人デビュー済み、もう1人も芸能人